名無しの物語

名無しの物語

趣味の小説でーす♪いつか仕事にならないかな~(*´∀`)♪ちなみに目標はLOG・HORIZONのままれ先生♪

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2章 片翼の天使

「予想以上に敵多いな…」ラグナスの言う通りだ、異様に敵が多かった。通常の人間なら負けていただろう、通常の人間ならだ…「ヘブンアロー…」ラグナスが放った雷の弓矢が7人を貫いた。おそらく倒した数に不満があったのだろう、ラグナスが0.2秒固まった。敵はその0.2秒を見逃さなかった。ラグナスの脇腹に横切り…大上段からの切り下ろし…「くそっ!!」だがその一撃がラグナスに当たることはなかった。「さっすが!早いねぇ」ケイオスが盾で受け止めたのだ。ラグナスは何も言わずに固まった敵を切り伏せた、そしてその勢いを殺さずにもう一人を刺す。ドズッ…鈍い音が響き赤い液が宙を舞う。ラグナスは期待以上の結果を残した。ケイオスが話しかけようとした時、急に耳を押さえつけなにかを叫び始める。(怯えてる…そんな感じかな?でも…何に?)赤い雷が巻き付いた緑の炎の球が七つ現れ、二つがラグナスの肩から手首に螺旋状に巻き付いていき、もう一つが背中の左側に張り付き天使の羽根の様な形態をとり、残り四つの球はラグナスの後ろで正方形に並んでいる。「大丈」ケイオスの口から夫が放たれる前にラグナスは動いていた。(早い!!)2秒…2秒で11人を切り伏せた。「…」ラグナスは何も話さず突きを放った状態で固まっている。「おい…あっあれ?からだが動かねえぞ?」「ふはは、お見事だ。だが動くことが出来なければ人を切ることもできまい…」「…どうかな?…殺せるよ?」ラグナスが言葉を放った瞬間、火の球四つがラグナスの正面で槍のような形態に変化した。「…貫け」ラグナスの一言に反応した様に槍は敵を貫いた。貫いた槍が敵の後ろで十字架に形態を変え、赤い雷の縛めが敵を自由を奪う。「…燃えろ」再び反応したかのように敵の体を緑の炎が焼き付くしていく。「…その縛めは自由と死を奪う…死ぬこともなく体が燃えていくのだ」ぐあぁぁ…敵の声が遠くにまで響く。敵の兵士が逃げ出していくのが見える、恐ろしい光景だ、逃げるのは当然だろう。「…もういい…死ね」グチチャジュ…グロテスクな音とともに敵の腹が引き裂かれる。緑の炎が全て消え、敵の死体も緑の炎で燃え尽きた。「…疲れた…さて♪行くか兄弟♪」「…って兄弟じゃねえし…お前すげぇな」「アハハ…心強い兄弟じゃないか」そんなこんなでラグナスも義兄弟に加わったのだった…えっ?そこじゃない?「今のも呪術なの?」「…うーん…どうかな?わからないな…」「お前も騎士なんだよな?」グリコスの一言はケイオスの疑問でもあった。騎士とはこの世界では呪術を使える人間の事だ。「…どうだろうね?」(!?)足音が近づいてくる。「どうやら援軍到着のようだね…」