先々月・・・ピンクフロイドにはまり・・・ピンクフロイドを語るならコレっ
・・・という4枚のアルバム
【狂気】 /1973年作品
【炎~あなたがここにいてほしい】 /1975年作品
【ザ・ウォール】 /1979年作品
【対】 /1994年作品
・・・を紹介しました
ところが、この4枚のアルバムをCDで再購入し、聴いているとますます魅了され・・・
すっかり虜にされてしまった自分は・・・
とうとう追加4枚のアルバムを購入してしまいました
それがこの4枚です
【原子心母】 /1970年作品
【アニマルズ】 /1977年作品
【ファイナル・カット】 /1983年作品
【鬱】 /1987年作品
前回紹介したピンクフロイドの傑作4枚のアルバムの近隣に位置するアルバムなんですね
でわでわこのアルバム達の勝手な評論をしたいと思います
このアルバムも実はレコードで持っていました
なので、しっかり内容をすでに把握しており、久しぶりに聴けるのを楽しみしていました
このアルバムの凄いのは、レコードで言うところのA面全て、『原子心母』という1曲のみで埋まっているという事なんですね
しかも、インストゥルーメンタル歌なし
ところが、この曲の壮大さに圧倒されるんです
まさしくピンク・フロイドの真骨頂とも言える最高傑作のひとつだと思います
そしてB面部分には素朴なサイケデリック調な4曲が並んでいて、とてもバランスがとれている感じがします
壮大な1曲の圧迫感を、素朴な4曲で息を抜かしてくれるというか・・・
とてもとても大好きなアルバムです
久しぶりに耳にしても、やっぱり最高でした
【アニマルズ (ANIMALS)】
このアルバムを聴くのは、実は初めてでした
でも、このアルバムの良さはすでに噂で耳にしていましたので、とても楽しみにしていました
面白いのが、『犬』 『豚』 『羊』を人間に見立てた、イヤミのアルバムですかね
でも、このそれぞれの曲ひとつひとつが大作で、とてもいいんです
しかも、今までのピンク・フロイドとは少し違い、とても聴きやすく、キャッチーで、むっちゃロックしてるんです
カッコイイですよ
とっつきにくい感のあるピンク・フロイドの入門編に最適と言われているアルバムのようですね
そして、このアルバムの頃からとうとう・・・ヴォーカルとしてもロジャー・ウォーターズが全面に出だしてきましたね
ピンク・フロイド分裂を予感させるアルバムです
でもこの時期は、まだまだロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアのタッグが息づいていて、傑作なアルバムのひとつだと思います
もちろん大好きなアルバムのひとつととなりました
ぜひぜひピンク・フロイドに興味のある方・・・入門編に如何ですか
【ファイナル・カット (THE FINAL CUT)】
さて・・・これが問題のアルバムですよね
アルバム【アニマルズ】を経て、最高傑作のひとつ【ザ・ウォール】を完成させたピンク・フロイド
その影響力は、ひとえにロジャー・ウォーターズの采配でした
そのロジャー・ウォーターズがさらに独占し、完成したアルバムがこの【ファイナル・カット】なんです
はっきり言って、ほとんどロジャー・ウォーターズのソロアルバムと呼んでも過言ではないアルバムです
そして、このアルバムのリリース後、ピンク・フロイドを解散させようとしてロジャー・ウォーターズは脱退するんですからね裁判で、むっちゃもめたようですが・・・
そんなロジャー・ウォーターズ感の最も強いアルバムです
そして、ロジャー・ウォーターズと言えば作詞に力を入れるミュージシャンで有名ですが・・・
そんなウォーターズのアルバムなので、1曲1曲が語りかけるような歌い方の曲がほとんどです
はっきり言いましょう
むちゃくちゃ、とっつきにくい難解なアルバムです
でもね・・・何度も聴いているうちに、しっかり引きずり込まれます
そこが、ロジャー・ウォーターズの難解な世界であり、それがピンク・フロイドでもあるんだと思います
【鬱 (A MOMENTARY LAPSE OF REASON)】
そして、ウォーターズとギルモアの裁判が終わり、ギルモア主動で再起動した新生ピンク・フロイドの初アルバムが、この【鬱】です
前回のロジャー・ウォーターズのソロ的アルバムに対し・・・
今回は、デヴィッド・ギルモアのソロ的なアルバムになっています
正直・・・同じピンク・フロイドとは思えないほど、前作とは全く雰囲気が違います
いい意味で凄く聴きやすく、すごく分かりやすいアルバムです
簡単に好きにさせてくれるアルバムですね
そもそも自分は、ピンク・フロイドの詩的な・・・そして文学的な・・・
そしてそして壮大な雰囲気が大好きなのですが・・・
音楽的には、デヴィッド・ギルモアのヴォーカル声がむちゃくちゃ好きなんです
そして、デヴィッド・ギルモアのギターサウンド
この2つを欠かしたピンク・フロイドは有り得ないんですよ
確かにロジャー・ウォーターズの脱退で、ピンク・フロイドの独特な影の部分は消えてしまったかの様ですが・・・
でもさすがデヴィッド・ギルモア
頑張ってピンク・フロイド色は継承してくれています
(そりゃあピンク・フロイドのメンバーなんだものね)
なので、このアルバムは自分にとって、大好きなデヴィッド・ギルモアを満喫できるアルバムです
以上、ピンク・フロイドの第2段の推奨アルバムの紹介でした
この4枚のアルバムは、ピンク・フロイド全盛期の主軸であった2人・・・
ロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアの影響と力を存分に感じる事の出来るアルバムです
本当に聴けば聴くほど・・・
この2人のミュージシャンの力は素晴らしく
この2人のミュージシャンの力は素晴らしく
そして、お互いの能力と魅力をうまく生かしてきたのが、ピンク・フロイドの真骨頂だったのだと痛感します
いっやあ~
本当にピンク・フロイドにハマっています
本当に最高のミュージシャンだと思っています
ちなみに・・・自分のスマホの待ち受け画面が・・・デヴィッド・ギルモアになりました
ナハハ