『地球の履歴書』
- 地球の履歴書 (新潮選書)/新潮社
- 大河内直彦/著、 新潮選書(2015)
人類が海の深さがどのくらいかを知ったのはつい最近のことだという話。
サンゴ礁の進化解明にも関わったダーウィンの話。
海底地形を知るための武器、サイド・スキャン・ソナーとシー・ビームの話。
地球内部に閉じ込められた石油や塩の話。
南極の話。
氷河期の海退、間氷期の海進にまつわる話。
火山の中から吹き上げてくるモノの話。
地球科学エッセイとでも云えそうな内容。
文章が上手。
読み易い。
一つひとつの章が短いので、どこからでも気楽に読める。
寺田寅彦の時代から、科学者が書くエッセイは面白いんだ。
迷って読まなかった、この人の別の作品 『チェンジング・ブルー』 も読もっと!