◆御詠歌◆
心願や自在の春に花咲きて 浮世逃れて住むやけだもの
場所⇒石田町筒城東触
石田の町部から空港に向かう途中の美容室横の小路に
入る。ハウスを右に見ながら道を上って行く。
本尊⇒薬師如来
真言⇒オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ
▲鳥越 大師堂
▲ 内 部
上の写真の建物が美容室。
建物と電柱の間の小路に入る。
進んでいくとハウスが見えてくるので
右手に見ながら坂道を登って行く。
更に進むと両側に墓地が点在するようになる。
更に林の奥へと入って行く。
分岐点で左に入る。
すると割と新しい建物が見えてくる。
まさかとは思ったが、そこが目指す場所だった。
道に迷うのも修行のひとつだと思いますが
ここは随分と迷いました。
岐路が幾つもあり、そのひとつひとつを確認しながら
歩きました。
近くで農作業をしている人に尋ねてみましたが
「知らない」とのこと。
手掛かりがつかめず車に引き返し、移動しようとしたら
人生で初めての脱輪。側溝にタイヤがはまってしまい
困っていたら遠くに見えてた家から老人が出てきて
こちらに近寄ってくるのです。
車を押してもらうにしては高齢で無理かなと思いましたが
何か工具を借りられたらと声をかけると
「ジャッキが納屋に入ってるから貸してやる」と。
やはり仏様はいらっしゃるのです。
しかもその御老人は御堂の場所も教えて下さいました。
こうして行く先々で人々の御世話になりながら
御堂探しは続くのでした。