JRもしくは京阪の宇治駅から少しはずれ、グループなら割り勘タクシーが
いい。徒歩だとちょっときついか・・・、私のようなチャリ派には丁度よい距離に
あります、 三室戸寺。 どうしても宇治橋や平等院等、宇治川沿いに集中して
しまいがちな宇治観光ですが、黄檗宗萬福寺や源氏物語ミュージアムもあわせ
て、是非とも宇治観光の計画に組み込んでいただきたい寺院です。
三室戸寺は西国観音霊場巡りの十番札所であり、広大な境内には狛兎や
宝勝牛、なでるとお金のかえる龍頭等、見どころもたくさんあります。
そして何より、このお寺に立ち寄るべき最大の魅力は庭園の四季折々の
移ろいです。HPによりますと、春の桜から始まり、つつじ・しゃくなげ、あじさい
ハス、秋の紅葉や秋名菊、そして冬の雪景色と、どの季節もハズレのない
素晴らしさです。
私は未だ、数年前の6月に一度だけしかお伺いしたことはありませんが、
まさに春夏秋冬、定点観測するに相応しい庭園でしょう。7月にはハスの葉に
酒を注いで茎づたいに飲む「ハス酒を楽しむ会」などというイベントもあるようで
たまりません。以下あじさいの写真を・・・。
三室戸寺を訪れた後、奈良街道に復帰したあたりに、以前にもご紹介しました
抹茶パフェの銘店「伊藤久右衛門」があります。たとえ混んでいても必ず、
セットでのご体験をおすすめいたします。