前回は庭園のマイベストをご紹介しました。今回はカフェのマイベストをご紹介いたします。
吉田山の頂上におわします 茂庵さん です。
銀閣寺の西方に神楽岡通が走っていましてしばらく南下すると「イン・ザ・ムード」という雑貨屋さんがあります。その向かいに上のような看板とアクセスがあります。
先に結論めいた事を書いちゃうと、なぜ茂庵さんがNO1なのか。普通カフェに限らずお店って入ってから楽しむモンなんですが、ここは違って たどりつくまでも愉悦に浸れるんです。吉田山なので吉田神社方面から上がっていくルートもありますが、お店も推奨の神楽岡ルートから是非あがりましょう。
ルートに従って登って行くのですが、あまりの「隠れ家」感に、ひょっとして道間違えてんちゃうかなぁ という錯覚にとらわれドキドキします。
途中で振り返ると見事に大文字山の風景が・・。
マジ登山てほどでもないですが、けっこう疲れます。ゴールには何が待ち受けているのやら。またまたドキドキワクワク。
しばらくすると建物が見えてきます。見事な無垢の木造の木づかい。
つきました。
いやこんなとこにあるなんて。
茂庵は八瀬大原出身の谷川茂次郎という人が「市中の山居」をテーマに作られた茶室群の中の、まかないをする建物をカフェに改造したものです。
一階で履物を脱ぎ、二階へあがって行きましょう。
どうです このウッディ感^^
窓枠まで木、その向こうに見える森の緑・・・。
(昔windouwsの壁紙にこんなんありましたなぁ)
建物の西側から京都盆地の風景が楽しめます。
逆に東側は先ほどのように窓枠越しの森の風景が吉。
僕は過去2回訪れて、東西いずれの景色も堪能しました。
最近ではかなり有名になって、行列ができることもあるとか。
僕的にはこういうところは少人数で訪れるに限ると思うのですが・・。
2回のうち平日に行った時は貸し切り状態でした。
食事・デザート・ドリンクも美味しいですよ。
月に1回、「月釜」と称して、気軽に茶室体験もできるそうです。
有給休暇をうまく使って、たずねてみましょう。