https://radio.rcc.jp/gozen/

2021/1/28

1.長く続けることの難しさを痛感!これからも精進してまいります…

このサイトも早いもので、25日で開設から1か月を迎えました。まだ内容的に様々な改善の余地はあるものの、いろんな方に見ていただいている様子もあり、心より感謝しております。引き続き何卒よろしくお願いいたします。

実は以前ブログを書いていたことがあったのですが、「これじゃあつまらない、あんなことをやってみよう」「これもやってみるか」とやっているうちに、最初はDIYについて書いていたつもりがいつの間にか日々の愚痴をたらたらと並べるものになっていたり(笑)。ふと我に返って読み直してみると「これは…誰も読まねえな」なんて自分で自分の文章を批判する始末。その意味でこの記事に関しても注意していきたいと思っています。

そんな意味で考えることは…前回のブログでもちょっと紹介しましたが、広島のラジオ、これはスゴイですね。AMは広島だとNHK、民法はRCCのみなんです。あとは高感度のラジオだと日本放送なんかも入るのでしょうか。でも基本的には2局のみなんです。

で、昨年くらいから始めたルーティンなんですが、朝は「ごぜん様さま」、昼は「おひるーな」「道盛浩のバリシャキ!」とずっとラジオを流して聴いています。で、これを聞き始めて思ったのが、それぞれの番組がそれぞれ多くのファンを抱えている理由。

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一見、マンネリなコーナーの繰り返しのようにも見えるけど、それは繰り返す意味のあることをやっているのだ、と。「ごぜん様さま」は結構下ネタが多かったり、女子アナへの無茶ぶりが多かったりと時々聴きづらいところもあるんですが(笑)、こういった番組が続いていることが、なんか日々の生活の中で安心感のある空気作りをしてくれているようでもあります。

また、最近メインパーソナリティーの横山雄二さんが、やたらと攻撃的な発言をするなと感じたことがありました。もちろんトークの中ではちゃんと笑いを取ったり、笑い声を大きく上げたりと普段の番組と変わらない空気を作っていたんですが、やたらと何かを非難するような言葉に聞こえたり…

最初はその言葉を聞いて「一般の人がたくさん聴いているラジオなのに…」と、少し不愉快な思いをしました。ところがその夜、世の情勢の不安定な様子に私自身もイラっとしていたことで、ハッとさせられたことがありました。

「横山さんが怒っているというのは、世が怒っているということを現しているんだ」と。バラエティー番組って、なにか起きた事件のことをあーだこーだといちゃもんつけ合うような番組が多い中で、最近テレビのそういった番組がやけに作為的に見えることがあります。それがラジオに置き換えると、とたんにしゃべっている人自身の、真の心の声が生のまま聞けているような気がするんです。

そこからは自分の表現、あのブログに書いたことを反省しました。自分の思いを書くことは、それはそれとして読み手にちゃんと伝わることを意識しなければ。いや、「伝わる」だけでなく「共感したくなる」点は何か、書いたことで何かを考えてもらえることを意識しなければ、なんて考えるようになったんです。

その意味で10年以上も番組を続け、広島の人の指示を得ているあの番組はスゴイな、と。非常に勉強させていただいている次第であります。

ひろしまフラワーフェスティバル開催へ 5月3~5日、内容を大幅変更【動画】 | 中国新聞デジタル
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=721705&comment_sub_id=0&category_id=256

2.時々感じる政府と広島の温度差

さて、二度目の緊急事態宣言の真っ最中でありまだ先の見えないところでありますが、今年はどんな形にせよ昨年中止となった広島のフラワーフェスティバルが開催されることが発表されました。

小さいころに何度か親につられて見に行ったことはありましたが、まあとにかく際限なく続くパレードの観覧の列に並ばされ、「早く帰ろうよ~」と駄々をこねていた記憶があります(笑)。でも広島では長く続いている、広島を深く象徴するお祭り行事だけに昨年の中止はショッキングでもありました。

今年の開催はパレードは無しとか、オンラインイベントとか、何らかの制限は仕方ないにしても「続けていく」「新しい見せ方でイベントの存在価値を創生していく」という点においては、非常に意味のあるイベントだと思いますし、どんな形であれ開催に持っていかれることを期待したいと思います。

こういったところ、なんか総理大臣の「オリンピック開催宣言」とは全く違う様相が見えてきます…おっとこれは失言か?(笑)

でも、こういったところに国と広島という場所との間に、なにか意識のズレのようなものを感じています。先程言った「ごぜん様さま」で横山さんがちょっと攻撃的に見えたのも、その意識を自分自身の中で感じたものであります。

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上記の記事の通り、緊急事態宣言後に都心の新規感染者数減少はまだままならないものの、広島の感染者数は大幅に減少、それでも「まだ油断できない」と湯崎知事も気を緩める気もない様子です。

その一方で、これだけ広島では様々なことに注力しているのに「広島は緊急事態宣言から外される」という、まさにはしごを外されるような時代に陥っています。

私はJazzが好きで、時々流川や薬研堀のJazzバーなんかに足を運ぶこともあるんですが、昨年12月頃から急に時短営業要請。東京では要請に応じないといっている店もあるなんて報じられている中で、広島中区の繁華街の店は一斉に協力しました。特にそのJazzバーなんかは、大体が夜の8時くらいにオープン、にもかかわらず時短要請が夜8時なので営業などできるはずもなく、12月からは中区のJazzバーはみな閉まったままです。

昨年春から夏にかけても緊急事態宣言や時短営業要請などあり、近くでクラスターが発生したという話が出ると、その店のみならず周りの店まで一斉に店を閉める始末。近隣の件から見ると「広島の店はよっぽど儲かってるんだな」という人がいるかもしれませんが、まさかそんなわけはありません。

みんな瀕死の状態になりながらも、病気を広げてはならぬと必死で向き合っているんです。その中ではしごは外され、広島県自体からは補償の追加の話もなく、時短要請は東京とほぼ同じように続いていく…東京とは人口の差がありすぎるから、当然だという人がいるかもしれませんが、それでもあまりに過酷過ぎる話であります。

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なにか私も偏った立ち位置からの視点で物事を見ているために「一概にそうとは言えないだろう」と思われるかもしれませんが、何か都心とこの地は大きな温度差を感じます。

例えば核兵器に対する意識の違いもそうです。核兵器の保有や使用を全面禁止する核兵器禁止条約(TPNW)が22日、オーストリアなど50か国で発行されて、広島の被爆者をはじめとした平和への思いを強く持つ人たちは喜びに包まれました。ところが一方で日本はこの条約に参加しないことを決めています。

いろんなしがらみがあることも理解はするけど、政府があっさりと「参加しない」と吐き捨てたことに、どれだけの人が憤りを感じたことでしょう。日本は唯一の被爆国であり、核の恐ろしさを一番身をもって知っているはずの国なのに…

老朽化進む広島原爆ドーム 保存工事の様子を公開 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210127/k10012835161000.html

3.知られざる、隠れた広島の一面。これは「被爆」の影響なのか?

一方、こうしてコロナ感染拡大に対する動きを見ていると、何か広島という場所の、今まで知らなかったような一面が見えたような気もします。

それは、広島という地元意識の強さなのでしょうか。一見聞こえの良さげな響きでもありますが、ちょっとドキッとするようなところもあります。

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先述のJazzバーでの話。昨年夏くらいに、薬研堀あたりの結構知られたライブハウスでクラスターが発生した際に、とあるJazzバーで

「×××でクラスターが発生したため、当店も念のため当面店を閉めます」

何か問題が起こりそう、広がりそうという危機に対して積極的に動くというのは、とてもいいことだと思います。ただ、そのきっかとして近隣の同業で発生したからと。しかもライブハウスの名前を実名で公表したり…私はその店のホームページを見て、ちょっと怖くなりました。

結構名のあるライブハウスが、こんな威圧的な告知をしてよいものだろうか?ある意味これは政府のうだつの上がらない対策に対する威圧にも見えたんです。また、店名を公表するなんて…東京都が時短要請に応じない店を公表する、なんて話がありましたが、それを個人がやったということです。しかも自分の名前を隠すこともなく。公表した側としても何らかの問題をはらむ可能性もあるのではないかと思うんです。

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また別のJazzバーでは、近日の時短要請を受け当面休業するということで、店のブログにこんなことを書かれていました。

「店を営業することで家族を養っています。休業要請に従って店を当面閉めることになりますが、『補償が出るからいいだろ』なんて思わないでください」

普通はお店のブログなんて、もっと告知的な話やポジティブな話を乗せておくのが通例なのだと思ったので、ここまでネガティブな意思が見えてくる記事は初めて見てショックを受けました。実際どうかわらないですが、例えば東京のお店でこんなことをブログに書いて常連さんなんかに見てもらうところなんてあるのか?ちょっと想像できません。でも当然、お店側の本音はわかりますし、これはこれで大きな意味のある行動でしょう。

例えば先程の反核の話ですが、実際この平和運動において広島の活動者たちは、国が何かやってくれるというところをどこか冷めた目で見ているような気もします。それでも言うべきことは言わなければならぬと声を荒げて訴え続ける。

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またこれは広島市内ではない、別の「広島県内」の話。以前、昨年尾道で行われた映画関連イベントの取材に出向いたときのことを少しお話しましたが、その中で「空き家再生プロジェクト」の実績に関しても少し触れましたね。その時に、どこかの人がふとこんなことを言われていました。

「尾道市は、こういったことに非常に寛大で、やりたいと思ったことは大体できる。但し、大きな補助をしてくれるわけじゃないんですけどね」

そんなところからは、自分たちのやるべきことは率先してやるけど、なにか近寄りがたい壁すら感じられるときがあるのです。これって、例えばその「被爆」という貼られたある意味レッテルのようなものから来ていたりしないのか?いや、ひょっとしたら「被爆」以前からそんな空気もあったのか?

他の地方都市を深く研究したことがないので一概にこの私の所感が正しいものかどうかはわからないのですが…この観点は、様々な機会で今後も見つめていきたいと個人的には思っています。

NPO法人尾道空き家再生プロジェクト
http://www.onomichisaisei.com/

4.「リベラル」を押し付けられている気も?

誤解してほしくないのは、この雰囲気を私はいいとも悪いとも言うつもりはありません。何か善悪で片づけて、どちらかに倒す活動をしなければならないなんてたぐいの話ではないと思いますし。

もちろん、私は単純な保守派というわけでもありません。ただ、例えば近年オリンピックが迫っていたことなどの影響で、日本国内では「インバウンド」なんて言葉がやたらと蔓延していますよね。これに関しては改めて考えていかなければならないんじゃないかと思うんです。

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このコロナ禍の影響でかなり厳しく、実は私も耐えかねて先日、広島の山奥の方の、とある農場みたいなところにアルバイトの面接に行ったことがあるんですが、まあおばあさんが一人出てきて面接。こんなことを聞かれたんです。

「失礼なことを聞きますが、刺青なんかされてませんよね?反社会勢力でもない?」

まあ…私の顔が怖いと思ったのか(笑)。初対面の人にこんなことをズケズケと聞いてくる神経も疑いますが、一方先方の立場で見ると、失礼を承知でたずねないと、自分たちが危機に陥るという思いもあったのかもしれません。

要はちょっと離れた場所に行くと、まだ日本国内では都会で何が起きているのかなんて全く理解してない人も、たくさんいるんじゃないか、ということ。そういったところに行くとよそ者の侵入なんてご法度、「インバウンド」なんて簡単に言っているけど、バカなんじゃないの?というくらいの意識も感じられるんです。

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インバウンドに関しては、よくその自治体の成功例なんてのをセミナーなんかで紹介していたりするけど、そこで論ぜられるのは、インバウンドによる自治体の経済効果とか、インバウンドに関しての表向きのポジティブな活動状況なんてものばかり。

例えばあの「反社ですか?」なんてたずねたおばあさんに理解してもらい、安心して活動に加わってもらうための活動なんて、どこまで発表されているのか。

あの山奥は特に観光資源なんてある気配もありませんが、例えばもしインバウンドのターゲットになったとして、そのインバウンドの実施者はあのおばあさんに不安のないよう理解をしてもらい、安心して仲間に加わってもうことができるのか?到底できる気がしません。

まあ当然インバウンドをやる側としては「地域として理解してもらえることが前提」とか、様々な思惑があるでしょう。ただじゃあ広島もすぐそういう雰囲気に迎合するかと思うと、なんだかそんな雰囲気ではないような気もするんです。

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なんだか今回はとりとめもない話になり、非常に読みにくい文章になってしまい申し訳ありません…

ただ、今コロナ感染拡大ということでみんなが戦々恐々としている中、よくわからない中心人物のかじ取りがある一方で、そこからはるか離れた場所ではこんなふうに生きている人がいるようだ、というこの実情を、多くの人に考えてもらえればと思った次第であります。