目の前の人が話してくれていることは、
全てが全て本音だと勘違いしていた時期がありました。
それは、社会人になって数年経ったころでした。
責任ある仕事を任せてもらえて、
自分ではうまくマネジメントできているつもりでした。
みんなが、私のことを褒めてくれている。
みんなが、私のことを信頼してくれている。
そう思い込んで、驕り高ぶっていました。
表面のことばかり、見ていて
本当にその人が何を思っているのか、
感じ取る努力もしませんでした。
そうすると、どこかで壁にぶつかって、
大切な人を傷つけてしまいました。
そこで、初めて、自分がいかに未熟だったか思い知りました。
人間は、なかなか本音を言わない。
そして、人の数だけ、その人にとっての当たり前がある。
このことに気づいてから、
人に自分の意見を押し付けることをやめました。
来るもの拒まず、去るもの追わず
このくらいのスタンスで、生きています。
私の周りにいてくれる人には、恩返しして生きていきたいと思っています。