また、ここに書き込む日がくるとは…汗

ややこしい相棒との縁を切り晴れて自由の身を謳歌していたはずだったんですけどね。
あれから1年半。
いきなりぽかっと空いた孤独の穴に落ちてしまっています叫び
別れて1年は自分の好きな事をして過ごせて、気持ちも充実していたのですが、何だか今年に入ってから低迷気味の日々がつづいてますしょぼん

もしかして自分アレか?ウツなのか?!
そう思い簡易チェックをするも、普通に寝られるし食欲もばっちりなものでどんだけやっても「問題なし」「そういう時期です。気分転換をしましょう」という結果ばっかり。
いや、自分でも違うのは分かってるんですけどねえ。
でも「そういう時期です」で片付けられるとちょっと腹立たしいむっ

あれこれ考えてみましたが、「いつまで独りでいるんだ、自分?」という不安に苛まれているようです。
一応仕事もあるし、仕事と別で始めた事も順調で先行きは悪くない感じなんで、人には何の問題もなく映っているだろうし、実際贅沢な不安なんかなとも思うんだけど。
どうやら人生において隣に誰もいない生活はやはり寂しいものだと最近になってはっきり自覚しはじめたようです(遅いか?)ハートブレイク

自分がそういう人だとは全然思っていませんでした。
人生独りで充分!なタイプだと思っていたのに、いつの間にか変わってしまっていたようです。歳のなせる技なのか…。
確かに以前は大変だったけど、全くの独りという感覚はなかったかな(大変だったからそんな事を考える余裕がなかっただけかも)。
じゃあ、別れなければ良かったのかというと、それはぜったい違う。
別れた事は後悔してません。あの生活を続けたら間違いなく自分は潰れてた。


と、いう話をいろんな友人にしゃべってました。「独りは寂しいよー、孤独だ~。ガーン」と。
そしたらみんな言うのよね。「私も孤独!」って。
彼氏持ち、独り者、既婚者問わずみんな。
言い出したら孤独自慢(?)みたいなことになっちゃいます。
独り者の寂しさはよっく分かるけど、ちゃんとしたパートナーがいてもやはり色んな理由で孤独を感じるようです…シラー
そしてみんな自分が一番孤独だと思っているという(笑)

人の心、というか幸せへの欲求は複雑で勝手で果てがないもんだなーと自分の気持ちの変化を見ていて思います。何かの試練なのか?とも思ってしまうこの空虚感!
色々気持ちも焦っている部分があるようだとも感じます。

そして、こんな記事を見つけてしまいました。「独女たちが結婚したくなった理由
うっ、まさにじゃん…。年齢まわりもピッタシ…。
この孤独感は今のトレンドだったのか?爆弾
地震の影響は仕事に来たけど、まさか自分の精神状態にも降り掛かってたなんて!
ちょっと安心??でも実際寂しいですから…汗

来年には「なんだこれ?」と笑い飛ばせる状態になってたらいいんだけどなー。





早いものでコトが起こってからもうひと月以上経つ。
ざっくりと経過をまとめると、元相棒は実家のある県へ戻ることとなり、私は実家へ。
今の家は引き払うこととなった。
そして今日10/27、実は新たな事実が発覚叫び
もうついていけませーん。(て、見放してから言うのもナンですけどねぇ)



さて、9月17日のハナシから。
この日の夕刻、元相棒母が遠方よりやって来た。
やはり自体をそれほど重く受け取っていないような雰囲気だった。
飲酒運転の経緯から話し、私の方は別れる意思があること、明日より実家の留守を預からなければいけないので実家へそのまま戻ること、今後の彼のことは自分たちで相談して欲しいことなどを話した。
でもなんだかあんまり反応ないなーむっ
これまでのようにまた元相棒を交えて話し合い→もう一回チャンスをあげようね→なしくずし
のパターンだと思われているっぽいな。

この間元相棒はアルコール&薬で正体ナシ。

母に「無理矢理連れ帰りますか?」と聞くと

「そんなことできないわよ~。」

は?何で出来ないの??
この期に及んで何を言ってるのかむかっ。父を呼ぶなりもう一人の息子でも呼ぶなりして何とかしろっつうの。
ここの両親の認識の甘さには今更ながら開いた口が塞がらないわキスマーク

「~のせい」は元相棒の十八番なので、自分の口からは出来る限り出したくないセリフなのだが、元をたどるとやはりこの両親のせいという所がかなり大きいように思う。

今さらこんなこと言ってもだけど、もし、家族のサポートが(金銭なり心理的な面なり何でも)少しでも何か私に提示されていたなら、こういう結果にはならなかったのではないかと思う。

私と元相棒が暮らし始めてから7年にわたり、ずーっと私に丸投げ状態で、「あの子、どんな感じ?」のメール一つよこしたことがないし、彼がどこの病院へ通っていてどんな薬を処方されているのか調べようとしたことも聞かれたことも一度もない。

県外へ引っ越してからは私が無理矢理「先生と話をしてください」と行って呼びつけたこと以外に自主的に何か医者に相談を持ちかけたことだって一度もない。

「あなただけが頼り」
とよくあちらの父上には言われたが、それっておかしくない?
私にはただの責任放棄にしか聞こえませんが。
家族しかできないことってたくさんたくさんあるのに。
私の家族にもし元相棒のような人間がいたらもっと正面から向き合っているはずだ。絶対に。
あああ~、これ、言ってやればよかったよ。

こんな家族のもとに返してしまっていいのだろうか?という思いがずーっとあって、どうしても別れるに至れなかったのだ。でも…。



母親はこの日家に泊まっていったが、あまり話すこともなかったので、私はその横で取り急ぎ必要な荷物だけをまとめて車車に積み込んだ。ああ、車の免許があってほんとにヨカッタ。

翌18日、相変わらずの元相棒と母を残し、私は実家へ。
母の方もようやく事態がいつもとは異なることを理解したのか、別れ際に

「たまにはこちらに来てあの子の様子見てあげたり連絡とってあげてね。」

と。どの口がそんな甘えたセリフいっとるんじゃ!!
ブチぎれそうになったがこらえて

「いえ、それはうちの両親も許さないと思いますし、私も家の契約の事とか最低限以外は連絡を取りたくないのでそういうことはできません。

と断って別れた。親が親なら子も子だわシラー
まあ、結局いまだにずるずる連絡はとってしまっているのだが…ガーンこりゃ私がワルイなぁ。



留守を預かる実家はそれぞれ全員シルバーウィークで出かけており、私一人。

ああ、ついにやっちまったなぁ~~かおかお
実家で一人で呆然となっていた。頭はぼやっとしているけど神経がピリピリして興奮状態さそり座
この時はやっぱり夢中だったんだと思う。色々大変なのはこれからなんだよ~。
別れる決め手の出来事からはや10日以上経つ。
周りで経緯を知る友人や家族の反応を見ていると、やはり自分は気づかないうちに共依存の沼地に足を突っ込んでいたのだなーと改めて思ったしょぼん
周りの言う通り、今回の決断は間違っていないとはっきり言えるし、今日までの毎日、心が軽くて仕方ないのを実感している。

しかし一方で、気持ちの片隅では「もうちょっと、せめて再就職するまで居てあげるべきだったのかな。そしたら次こそ良くなったかも」という後悔に似た気持ちがまだ少し燻っているようにも思う。
もちろんそんなことをしたら、もう別れるタイミングを失って一生彼の甘ったれた論理につきあわされるハメになって人生を棒に振っていた可能性大だ叫び
今後彼の元に戻ることは、決してナイ。

今振り返ってみれば、度重なる彼の飲酒に神経をすり減らして「別れたい!」と思い続けてきたにも関わらず、この「もうちょっと…」とか「私が居てあげなければ…」という気持ちが今まで踏み切れなかった最大の理由で、やっぱりこれって共依存じゃん!と今更ながら思うのだ。

とにもかくにも、彼からも、そしてやっぱり共依存していた?自分からも脱却できたのではないかなー。
話を時系列にもどして…時計


17日、会社から帰宅してもやはり話せず。
自暴自棄になってよからぬことをあれこれしていなかっただけでも良しとするか…汗
翌日18日は約束があったのをやむを得ずキャンセル。せっかく一日早くから休みをもらったのに~。
朝のうちに彼の母にメールして、このシルバーウィーク中にこちらへ来れるかどうかを聞いてみる。
連れ帰ってもらうか、今後を話し合ってもらおうと思ったのだ。
連れ帰ってもらえると一番いいんだけどな…目
起きだしてきた元相棒と話す時間ができた。とはいえまだアルコールが抜けていない。

今回呑んだ理由は、
自分が会社がダメになって落ち込んでいるのに、ほとけはマトモに相談を聞いてくれないし、自分の習い事はしっかり行くし、好きなことばっかりを平気でやっているのが辛くて。」

というような内容だ。また私のせいかメラメラ
そこらに落ちていた血は、酩酊状態で調理しようとして指を切ったと。
で、止まらない血にパニクって車で絆創膏を買いに出たら車をぶつけてまた酒を買って戻ってきた。
何をしてるんだかガーン

今後に関する相談は確かに受けた。
大切な自分の将来のことだし「まずは自分でしっかり考えて見つけるべきだ」というような言い方をした。
そして会社の件は大変だっただろうけど、もうそれはそれで片を付けて前向きに気持ちを切り替えるべきだと思う。何よりいつまでたっても覇気のない状態でいるのが見ていてとてもはがゆいということも言った。

会社の件で憂き目にあっているのは彼だけではない。
十数名が同じような、いや、新婚だったり子供が生まれたばっかりだったりと、彼よりもっとシビアな人だってたくさんいるのだ。

相談したかったのに私の態度が悪いから」そんな理由が飲酒運転の免罪符になるような甘い考えが許せなかった。

今回目をつぶってしまったら、また何か落ち込む出来事があった時、コイツは飲酒運転する。
前回も書いたけれど、ここで私が折れることは飲酒運転を容認してしまうことになる。
それは優しさでなくてただの甘やかしにすぎない
このまま目をつぶってしまうと人身をやらかす可能性だって高い。というか過去に飲酒運転で人身すでにやってるし。
これって世間を騒がす飲酒運転事故とパターンは変わらないんじゃないか?
この手の事故を起こすのはアルコール依存の人間が多いと聞くし。
彼の場合、周りがいつも甘やかすから、彼の中で無意識で飲酒運転は「仕方のないこと」と軽視しているに違いない。一番近い私がここで許しては絶対にダメだ~!

ので、
「飲酒運転は絶対に許すことができない。アルコール依存だと自分で自覚があるならなおさらこれ以上の甘やかしと同居はムリ」
と一点張りした。こちらの気持ちが変わらないとみるや、

「こんなに弱っている時にそういう仕打ちをするなら、もう僕は破滅するからいい。

と。
ずっと昔なら私がここでパニクったり同情して「…じゃあ、今回だけ許す」となし崩しにしてきたのだけど、今回は正念場だ。引いたらダメだ!と自分に言い聞かせるむっ
いつもは気持ちが揺れながら話をして結局なし崩しになるのだが、今回は不思議と心が落ち着いている。
いつもより口も回っている気がする。彼の自己チュー論理に引きずられない自信が湧いてくるアップ
この関係を続けるのは私はもちろん、彼にとってもプラスには絶対ならないに決まっている。
そんなことずっと前から分かっていたことで、周りから見たら「今更かよ!」ではあるのだが。

私が折れないので会話を諦めビールを買いに出て行った。車で
あっと言う間に500mlを3本ほどと眠剤を呑んで就寝。あーあ。

こちらの言い分はいつも黙って聞いて「そうだね。ほとけの言う通りだ。僕が完全に悪い。」と、とても理解して反省しているかのように言う彼。
しかしそのしおらしさは最終的に自分の意見が通る時だけだ。
通らないとなるとこの有様。まるで子供だよむっ

そしてこの日の夕方、彼の母がやってきた。
彼との7年にわたる同居を解消し、ついに別れを決めた私。
現在は一緒に住んでいた家を私の方が出て実家へ戻っている家
私が借りている家なのにおかしなものだむっ。しかも、家を出た日には
車はいただきますのであしからず」の追い打ちメールまでむかっ
しかし、彼の言う「車」だって私が3年ローンで購入したものだ。中古とはいえ100万くらいしたものだがま口財布
お金を返せというのではない。車なんぞ欲しければくれてやる。
でも、「自分は一銭も出さずに自由に使っている(ガソリンは払っているが自分のがよく乗っていたから当然だろう)」という事実をまったく無視している。
もしくは「傷つけられたから車や家はもらって当然だ」という見当違いな逆恨みか何なのかは分からないが、おそらくそれに近い論理をもっているのだろうか。
そういうセリフが平気で言える神経にあきれてしまうガーン
心から反省してないなー。やっぱりここでも他人のせいか…。

あっ、時系列って言うハナシだった。つい血が昇って…得意げ


さて、15日夜、帰宅すると部屋が荒れてビールまみれ、流血のオマケつき叫び
彼との会話はなかったものの、明日の行動次第で別れるどうか判断しよう…。

翌日16日昼過ぎにメールが一通。
内容は、ハローワークへ行ったこと。そして「車を傷つけた」と。
さらには「今日は疲れたのでビール飲んで寝ます」。
な、なんだそりゃー?!パンチ!

車を傷つける理由はただ一つ。飲酒運転だ
しれっと「10万くらいで直せると思う。後日直します」とあるが、そういう問題じゃないだろう?!
世間でこれだけ飲酒運転が問題になっているというのに…ガーン。信じられん。自分は別なのか?
というか、もう自分が飲酒モードのときは何とかして買いに行くことしかアタマにないのだろうなあ…しょぼん
だったら歩いて行ける距離にコンビニあるんだから歩いて行けっつうの。
さらに、自分が完全にアルコール依存であり、心が弱るとすぐ飲みに逃げることを認めた文。
そして今回のことは許してもらえると思っていないことが綴ってあり、私が彼自身に対し、さぞかしふがいなく思っていることだろうという思いやりのある一文まで添えてあった。
なんだ、よく分かっているじゃん目。でももう今回ばかりは甘い顔はできず。
とうか、この文章で免罪してもらおうという意図があることも確実なんだよね。


自分自身の問題ということだけで済むことならいい。
でも、彼の飲酒(及び飲酒運転)をしたという事実をここで私が容認したらダメだ。
こっそり直して私が口を閉ざして何もないふりをすれば、表向きには問題ないだろう。
でもそんなことをしたらきっと彼は何の反省もなくまた同じことを繰り返すに違いない…むっ
もう甘やかすのはいいかげん終わりにしないと。
飲んでも飲んでもゆるされる甘えた環境を作ってきた私にも問題があった…。
今更だけど…。
そして私自身ももう疲れた。同じことをこの7年、一体何10、いや何100繰り返したことかガーン


で、決断した。
同居解消と別れることを。

もう充分だよね…。人と比べて判断することでもないしむっ
今まで何度も「今別れていいか?後悔しないか?」と自問自答してその度にあれこれ思いが巡って結局ずるずる手を握り続けてしまった。
でも何だろうか。今回は迷いがない。後のことを思っても。


帰宅前にメール。
まだ飲酒中とみられるが、今日私が帰ってくるかどうかを気にしている内容だった。

帰宅後、まだ飲んでる。
話があるから酒は抜いておいて」と言ったのに。
結局この日もマトモに話すことも出来ず終わった。
しかし「別れる」という意思は伝わったようだ。
週末は実家の留守を頼まれている。これを機にそのまま実家へ戻る決断をした。
向こうの親にも連絡しておくか。
相棒のしでかしたことを伝え、同居・今後付き合う意思がないこととと明後日には実家へ戻ることをメールしておいた。


翌日17日、出社後に彼からきたメールは

ほとけは楽な所だけを共有できたらいいの?
僕は辛いことやしんどいことも相談したいのに。


というような内容。
いやいやいやいや、ちょっと待て!何ですかその勝手な解釈はっ叫び
アンタがいつもいつもいつも楽な方とアルコールにしか流れないからこういう結果になってるんだよっ!
私はつらいことやしんどいことしか共有させていただいておりませんが何かむっ?!

だめだ、やっぱりあの16日のしおらしいメールは表面だけだったのか…?

遅々として進まない…叫び。次回へ続く。
アルコール依存の相棒との生活を自分の記録として書いてきたこちらのブログ、大きな節目を迎えることとなった。
同居を始めてまる七年、付き合い期間を入れると九年に及ぶ相棒との生活に、先日ついにピリオドを打つこととなったのだ得意げ

去年数ヶ月の別居生活で、ちょっとは変わったかと思えた彼だったが、同居を再開して半年ほどの間に小出しとはいえ何度も落ち込み等が原因の飲酒を繰り返しているビール

この生活を繰り返していいの?

彼の飲酒癖はやはり修復不可能ではないか。
それを分かっていて私は自分の人生を彼に捧げる覚悟はできているの?

この2年ほどの間ずっと上のような事を自問自答してきたのだが、ここ半年くらいの間に急速に気持ちが固まってきた。

NOだ。

結婚もしておらず子供もいない。
年齢的にもまだ「第二」があるのだし、私は自分を大事にしたい。

この気持ちを「わがままかも」とか「無責任かも」とか考えたこともあったけど、もう私のわがままを通していい時分なのではなかろうか…しょぼん
彼の行動次第で、別れを切り出してもいいのではと強く思うようになってきた。

ただ、

もし別れたら、その後彼はどうなるのか。最悪の事態だってあり得る汗
色々考えたけれど、それも受け入れる覚悟もできた。(現実に起こったらきっとそれは崩れるのだろうけど。。)

同時に、去年彼が短い期間とはいえ真面目に働いてきた実績を少しは評価して、期待もしていたアップ
こちらに戻ってきて彼の仕事がきちんと軌道に乗るなら、私も腹をくくって今後も一緒に暮らしていこうと思っていた。

のるかそるか。
そんな大げさではないかもしれないけど、彼が実家から戻った春頃から、きっと今年が良くも悪くもターニングポイントになる(しなければいけない)という確信が大きくなったように思う。

以下、記録ということで時系列で書いて自分の整理にもしておこうと思う。




7月に相棒がようやく就いた職場はサギ会長の運営するサギ会社だった叫び
かいつまんで説明すると、社員を大量に採用し、その社員たちに「そのうち会社が波に乗ったら配当を渡す」ともちかけ、消費者金融から大量に借金させる。そのカネの行く先は推して知るべし。サギ会長たちの懐だ。
相棒はこのテの話には決して乗らないタイプなのでそこは安心だったが、何人かの社員は借金を背負ってしまったらしいガーン

入社直後からこの会社は経理もいないし動きも怪しいと話していたので、早めに乗り換えることを勧めていたのだが、彼がそうしなかったのは、次を探す大変さから逃げたかったということが一番大きかったのでは?と思っている。

で、結局社員に借りさせたカネを持って会長と共謀者はドロンドクロ
社員たちは給料をもらうこともなく放り出されるというという結末を迎えたのが8月末。
あーあ、いわんこっちゃないダウン

しかしまあ、起こってしまったことは仕方がない。
この会社の前の勤め先で入っていた雇用保険から失業給付も出るということで、もう次を見て探すしかないなというハナシになっていた。

そしてここが彼の正念場だなと思いながら、必要以上にぎゃーぎゃー言うでもなく静観したつもり。
なんとかここを乗り越えることができたら、きっとまた精神的にも成長できるはず…。
と、期待と不安が入り交じった日々を過ごしていたのだけれど…。


やはり、現実はそんな期待通りにうまくは運ばないものだったしょぼん


先週15日、仕事が終わり「帰る」のメールを入れても返事ナシ。
むっ、これは何だかアヤシイ感じだむっ。もう一回送信するも返事ナシ。
メールを見ていないか、受信できていない可能性にも期待しつつ帰宅したが、通常ならついている部屋の電気が消えているので確信した。

呑んでるな…得意げ

またかよ…、と一気に気分が下がるのを感じつつドアを開けると、むっと突き刺すビール臭ビール
居間の床にハシが落ち、こぼれたビールを拭こうとした(酔っているので中途半端)跡と、ビール臭いタオルが数枚放置。
シンクには数本のビール缶と、食事の支度(酔っていても普段通りの生活をしようとするのだ)がこれまた通常とはあきらかに違ういいかげんな状態でほったらかしにされている。
電気をつけて2度驚く。
床や壁のそこらに血のしずくが。な、なんじゃこりゃ~?!
ま、まさか叫び?!

いやいや、まさかにしては量が少ない。酔ってぶつけたか挟んだか転んだか程度の少量だ。
ビールでベタベタの床をつま先立ちで横切って奥の寝室をのぞくと、正体不明で転がる相棒。
ああ~~、もう何百回見た光景か
うんざりしたけど、もしこの一日で事が済んでいたなら、今また同じ生活に戻っていたことだろう。

うんざりしながら隣の部屋に布団を敷き、この日は会話することなく就寝。

明日以降の行動次第だな…。


つづく