
電子レンジの嘘!最新情報
◆レンチンした水は植物を枯れさせる!?
2006年頃からインターネット上で、まるで『電子レンジの危険性を暴いた、純粋な子供による告発』かのように、世界中に広まった非常に有名なエピソードです。
◆『アリエルの実験』とは?
★『普通に沸かして冷ました水』『電子レンジで沸かして冷ました水』
★その結果、9日後、『電子レンジの水』を与えた植物だけが、枯れてしまった。『電子レンジで加熱した水は、植物を枯れさせるほど、有害なものに変化する』
◆論文『アリエルの実験』に対する科学的見方
★サンプルサイズが『n=1』であり、統計的な検定を行うには、著しく不足している。
★交絡因子(日光、水やり量、元の植物の健康状態など)が、一切コントロールされていない。
★結論
『却下(リジェクト)』ですね。
★1.科学的な『対照実験』のルールを、完全に無視している
★2.『マイクロ波で水の構造が変わる』という、物理学的な誤解
★3.その後誰一人として、科学的な『追試』に成功していない
と言うことで、やはり嘘と言う事になります。インフルエンサー達の格好のネタに成り下がっただけですね(笑)
◆『偶然』と戦う、医師や科学者の統計学的優位の激苦労の4ステップ
★ステップ1
『これは、ただの偶然かもしれない』と、まず自分を疑う
◇新しい発見をした時、まず最初に『この結果は、おそらく、ただの偶然だろう』という仮説(帰無仮説)を立てます。
◇そして、その『偶然である』という仮説が、いかに間違っているかを証明する、という、非常に回りくどく、そして謙虚な旅を始めるのです。
★ステップ2
『コインを、何千回も投げる』ような実験を計画する
◇『10回コインを投げて7回表が出ても“たまたまかな?”と思いますが、1万回投げて7千回表が出たら“このコインは、何かおかしい!”と確信できますよね。』
◇この『確信』が得られるまで、途方もない回数、コインを投げ続ける(=膨大な数の患者やデータを集める)ことです。
◇そして、その実験方法に、個人的な思い込みや、有利なデータだけを集めるといった『ズル』が一切ないか、厳密なルール(ランダム化比較試験など)に則って、計画を立てます。
★ステップ3
『これが偶然である確率は5%以下か?』を計算する
◇膨大なデータを集めた後、統計学という数学の力を使って、『もし、本当は効果がないとしたら、これと同じ結果、あるいは、これ以上に極端な結果が出る確率は、一体何%か?』という計算をします。
◇この確率が、一般的に『5%未満(p<0.05)』になった時に、初めて科学者は、『これは、偶然起きたとは考えにくい。何か意味のある差(=優位差)がありそうだ』と、控えめに宣言することができるのです。
★ステップ4
世界中の『ライバル』からの、厳しいチェックを受ける
◇そして最後に、その結論を論文として発表します。
◇すると、世界中の匿名のライ-バル科学者たちが、『この実験の穴はどこだ?』『データの解釈は甘くないか?』と、徹底的に粗探し(査読)をします。
◇この厳しい批判の嵐を乗り越え、掲載が認められて初めて、その研究結果は、社会の『公的な知』となるのです。
◆まとめ
つまり、『統計的に優位』という、たった一言は、
◆まず自分を疑うという『謙虚さ』
◆膨大なデータを集める『労力』
◆厳密な数学に基づいた『客観性』
◆世界中の批判に耐えうる『頑健さ』
という、全ての関門をクリアした証なのです。
サンプルサイズが『n=1』論外ですね(笑)
小学校の宿題レベルに留めるべきですね。
以上
近藤誠
波氣動慈響祓術宗家喬友
なんば古流慈手技堂院長
◇長年続いた、疼痛/歩行困難/麻痺/苦しみ/不安/恐怖/血流/呼吸/睡眠等々、心!身!メンタル!の辛い不調にピリオドを打ち、輝かしい未来を覚醒する唯一の調律復元院です。
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◆波氣動慈響道場師範
◇公認慈響調律復元師は、
身心/魂/美/氣の響きを調律復元出来る本物の技術師です。ご家族の辛いため息を笑顔!と希望の光を灯す!大役を、あなたが担いませんか?