血管のお話し

◆血圧の上下について。
 朝昼晩食後で血圧はかなり変動します。一度1日測って、把握しておくと良いでしょう。

「上」は収縮期血圧といい、
心臓が収縮して血液を送り出す時の血管圧力です。年齢+90が目安です。

「下」は拡張期血圧といい、
心臓が拡張した時の血管圧力です。抹消血管の圧が高いと上がりますので動脈硬化の危険があります。60代以上は抹消血管が硬くなりますから参考程度で十分ですね。

◆血管について
・血管→体に必要な養分成分栄養素酸素を運ぶ通路。
・抹消血管→血圧に影響
・毛細血管→治療に働く

◆血流が悪化すると
 脳は抹消血管を広げようとして「ヒスタミン」を血管に送って修理します。ヒスタミンは血管内皮細胞を刺激して、血管を拡張させたり、血管の内皮細胞間の隙間を広げたりする働きがあります。このヒスタミンによる修復中に痛みを感じるんです。

◆血管を広げる成分
【一酸化窒素(NO)】
 血管の内皮細胞から分泌され、血管を拡張させてしなやかにする働きがあります、NOの産生を増やすことで、脳卒中や心筋梗塞などの予防につながります

【L-アルギニン】
・オメガ3脂肪酸 EPA/DHA
 鯖、サバ缶など

【L-シトルリン】
 アミノ酸の一種で、血管の機能維持に不可欠な成分です
血管を拡げ、血流を改善し、強くしなやかにする働きがあります。動脈硬化の緩和や冷え性の改善、むくみの予防などに効果が期待できます。
スイカに豊富に含まれます。

【フラバノール】
 動脈硬化の進行を抑えたり、アンチエイジングの効果がある
脳の血管の機能を活性化し、認知機能の向上に効果的。心筋梗塞などの心血管疾患の予防に効果的。2型糖尿病の患者にとって、インスリン分泌を改善し、炎症を軽減する効果があるります。
純ココア、ブラックチョコレート、緑茶、ベリーなど


なんば古流慈手技堂
祓浄復元術整體師
養成講座より