私の家では認知症の祖母が一緒に住んでいます。
記憶が混濁していたり、被害妄想の症状が出ていたり、夜中に何度も起きてきたり、と一緒に暮らすには大変なことがたくさんあります。
問題はそれだけではありません。
お年寄りと、働く大人と、学生の子どもでは、生活リズムも大分違います。
精神的にみんな疲れています。
大変なことだらけで、みんな滅入ってきていますが、私はおそらく挫けません。
私の精神的な支えになるのは、なんだと思いますか？
それは、強力な座右の銘です。
漫画やアニメ、本、ドラマ、テレビ番組、歌詞、雑誌、誰かの言葉、自分の言葉などから、これいい！と思った言葉を覚えておいて、大変なことがあった時いつも思い出しています。
座右の銘 帳も作りました。素敵な言葉を書き溜めてゆきます。
書き留めておかないと忘れてしまうので。
ちなみに私の祖父も座右の銘のようなものをカレンダーの端に書いています。
もうだめだ と思った時にそれを見て、頑張るぞ！と気合を入れ直すのだそうです。
座右の銘。
励ます言葉。
背中を押してくれる言葉。
自分を叱る言葉。
私の座右の銘はたくさんあります。
場合によって励ます言葉が違うので、何種類も書き溜めました。
言葉に励まされながら頑張る毎日です。
私は生半可な覚悟でこの世に生を受けたわけではありません。
こんなところでつまづいている暇はないのです。
学校の勉強が大変な時。家の中が大変な時。お友達と上手くいかない時。
あと一歩という踏み出せない一歩の背中を押してくれるのは、もう少しだけ頑張れる力をくれるのは、いつも温かな言葉です。
奈々代