私が彼女を知ったのは
随分前のこと。
綺麗な文章を操る人だと思った。

その時は。

勿論ブログなのだから
自分だけの物語を創作しても
良いのだ…。

指輪の画像を渡した妙な男は
彼女を捨て闇に消えた。
彼女はそれをプロポーズと
勘違いし、ずっと心の奥底に封じ
それからというもの、ひっきりなしに
男性を渡り歩いた。
それは一般的な60近い女性から
したらかなりアクティブで粗野な
感じに捉えられても
致し方ないのかもしれない程
彼女の行動は一般的なそれとは
かなり逸脱したものに見えた。

本人曰く
「恋は良き。」

恋は確かに良いものだと思う。
しかし、何か思い違いをしては
いないか?
関係を持てば自分がモテていると
自慢し、またいかにも
偶然を装ったかの様に
次の男性と関係を持つ。
そして大切にされないと分かると
男性の性癖や私生活を暴露。
矢張り、所詮私には不適格だと
うそぶく。

それでも大切にしてくれた男性が
居た。料理が苦手な彼女にも
文句を言わず。部屋も自由に
出入りさせた。
しかし、ある時泥酔した彼女は
彼の猫を彼の顔めがけて
何度も叩き付けたのだった。

理由は、、、
ある心理テストだった。
船に自分と猫が乗っている。
1人しか助けられないとしたら
どちらを選ぶか。
彼は猫は泳げないから、猫を
選ぶと言ったのだった。
この質問を投げ掛けるのも

どうかと思うが。


それで2人は終わった。


彼女は闇に消えた妙な既婚者と
またLINEを始め
今はサイトで知り合った
自宅に平気であがる男に夢中だ。
気持ちの悪い性描写の中に
ちらほらと不満も書き始めた。
また次の恋(病)が始まる。