オトナブルー | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。


お疲れ様です。

ようやく春らしい陽気が続くようになって来ましたね。桜も見頃のところが多いようです。今日、明日でお花見を計画されている方もおられるのではないでしょうか?!そんななか、桃太郎、恵比寿、羽衣の顔が納入されました。





申し分ない仕上がりになっています。どうもありがとうございました。そして、遂にあの男が重い腰を上げ会館に姿を現しました。



例年と何ひとつ変わる事のない作業。

4色のブルーを駆使して、屋形船の波を色付けしていきます。顔に似合わず、暈しの技術には定評があります。これが本当の『オトナブルー』でしょうか!?集中力を持続させ、どうか最後までよろしくお願い致します。



そしてこの方は、恵比寿の袴を色付けされていました。恵比寿の袴と言えば紫色ですが、独自の配合技術で生成。量も量ですので、絵の具用のバケツに入れておられました。



土曜日日中から、オッサン連中が躍動した形となりました。ちなみに昨日の華金ですが、長野に派遣中の男が帰って来て恵比寿の胴体部分をやっつけていました。



この意味不明な蝋引きですが、配色パターンが全く決まっていないんですよ!

みなさん、どう思います!?細かけりゃいい、色付けする人間のことなんかこれっぽっちも考えていない男がコチラです。



某インテリア屋のあんまです。大赤と赤の2色しか使うなと生意気言いやがって。またこの馬鹿にしたかのような顔もムカつきますね(笑。


そして、頭は羽衣付近で力尽きていました。

連日連夜、お疲れ様です。



帯には、謎のダイイングメッセージが。



こわいなぁ、こわいなぁ(稲川淳二風)




まるしち坊主