こんばんは。
先日から、カルカッシop.60-1を弾きはじめました。
ピアノ練習の定番は「バイエル」ですが、
ギターの練習では、「カルカッシ25番(op.60-1~25)」が欠かせないそうです。
演奏テクの基本が凝縮されているんですって。
先生からの注意としては「譜面どおりに弾くこと」です。
なに? あたり前?
いやいや、あたり前にするのが難しいんですっ。
譜面には、左手の1234と、右手のpimaのそれぞれの指づかいが、
いち音ずつ丁寧に、こまか~く書かれています。
こんなに細かいのは久しぶりだ~。
ちょっと気を抜くと、自分の手くせがあることに気づきます。
自分が弾きやすいように、指を動かしていた証拠ですな。
(たまに、2音、同じ指でつま弾いてしまう癖があります)
ひとつつず目視で弾き、じれったくなりましたが、
そこをグッととこらえて、
何度か丁寧に弾いていたら、スッと、譜面が落ちてきて(わかって)
演奏スピードを上げてみたくなりました。
まだ繰り返し弾いていたら、
抑揚をつけてみたくなります。
音階の妙もいいなあ。
それにしても、なんて懐の深い曲なんだ。
どちらかというと、
単調な曲なのかもしれないけれど、
運指、音階が考え抜かれている、と思った。
この曲、好きだな~。
暗譜して、指慣らしの曲にしようかな。