うどん店の竹清（香川県高松市亀岡町）は、本店以外では初となる店舗を岡山県倉敷市の大型商業施設内に２５日オープンする。創業４０年を越すセルフうどん店の老舗として県外からの来店客も多く、人気を集めそうだ。
竹清
は１９６８年創業。３０年以上前にセルフ方式を採用し、県内有数の「行列ができる店」として知られる。これまで本店のみで営業してきたが、「味を全国に広めたい」と大都市圏により近い本州への進出を模索し、瀬戸内海を挟む対岸の倉敷への出店を決めた。
２号店「元祖セルフうどんの店 竹清」は、イトーヨーカ堂が倉敷市寿町の倉敷
チボリ公園跡地に整備し、２５日に開店する大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」にテナントとして入る。店舗面積約１４０平方メートル、座席数は６２席。
本店と同様、セルフ式で、名物となっているトッピングの天ぷらも、半熟玉子天、いかげそ、ちくわの３種類を注文後に揚げる方式を取り入れる。本店で修業したうどん職人２人が中心となり、「竹清の味」を提供する。