占いの館での出来事。。。


占い師「お待たせしました」
俺「ども」
占い師「何を占いましょうか?」
俺「いろいろあるんですが、とりあえず恋愛で」
占い師「はい、好きな人がいるんですか?」
俺「いいえ」
占い師「気になる人とか」
俺「もう、終わりました」
占い師「あら、そうなんですか。付き合ってたんですか?」
俺「いいえ」
占い師「じゃあ、告白やデートをしたとか」
俺「いいえ」
占い師「はっ?」
俺「えーと、何かをする前に避けられるようになりました」
占い師「はぁ、なるほど。じゃまぁ、とりあえずざっくりと俺に彼女できるのか的な感じで見ていきましょうか」
俺「はい、お願いします」


タロット、シャッフルタ~イム!!



占い師「はぁはぁ、なるほど。あなたは、真面目ですね。平和と調和をもたらす存在ですね。それで恋愛を諦めてる節がありますね。人前では恋愛とか興味ないからとか言いつつ、本音では寂しいぞ、ゴラァって感じですね。ほら、これ天秤の絵があるでしょ。日々、一人でいいやって感情とやっぱり彼女欲しいって感情が揺れ動いてますね」
俺「はいはい」
占い師「この絵なんですけど、あなたはその娘に未練あるんかな」
俺「んなこたぁないっすよ( ̄▽ ̄;)」
占い師「で、彼女の気持ちは、あぁ出てるね。あなたが焦ってアプローチしてくるからって感じですかね。その前はいい感じだったのにね」
俺「ええ、まぁ」
占い師「攻撃的なカードが出てます」
俺「まぁ、お互いに口聞かないですからね。仕事の話以外は」
占い師「焦らなければ良かったのに。このカードは人間関係を構築するって感じなんやけど、ゆっくり構築すれば良かったのに。今は話さないの?」
俺「まぁ、もう一ヶ月くらいラインもしてないし、職場でもプライベートな話題は避けられるし。なんか俺の存在が彼女の精神をすり減らすなら、黙ってた方がいいのかなって」
占い師「心折れるもんね」
俺「まぁ」
占い師「でも、そんなに嫌な感じでもないんよね。ほんまに嫌がってるなら経験上、このカードは出ないからね」
俺「でも、今更でしょ」
占い師「できるなら、彼女がツンケンしても、じっくりと関係を構築するのがいいね」
俺「ストイックな生き方をしてきたんで、恋愛に慣れてないもんで。恋愛に慣れてる人なら、おおらかに対応できるんでしょうけど」
占い師「恋愛に慣れてる人は、そもそもこの女あかんなって人にいかないから」
俺「あぁ、なるほど」
占い師「星座は?」
俺「天秤です」
占い師「なるほどね。天秤の人は一途だからね」
俺「はぁ」
占い師「ここ、一週間から二ヶ月先のことなんだけど、女性はいるんだけど、彼氏持ちとか結婚してるとか、そういう女性」
俺「つまり?」
占い師「絶対に彼女にならない」
俺「(´д`|||)」
占い師「まぁ、多分この女性は、その娘でしょうね。うーん、男できるのかな、あなたが嫉妬するって出てる」


俺「どっちみち、諦めるほかないですね」
占い師「まぁでも、嫌な感じはしてないからね」
俺「どっちですか?」
占い師「どっちだろうね」
俺「うーん」
占い師「で、あなたが今後、どんな人と付き合えばうまくいくのかっていうのが、成功感を感じられる人かな」
俺「具体的には?」
占い師「あなたの全てを受け入れてくれる人かな。褒めてくれたり、凄いねって言ってくれたり。その人といると、自信が湧いてくるっていう」

俺「なるほど」

占い師「まぁ、大丈夫。普通の人は、あなたみたいな生き方できないから」
俺「えっ?」
占い師「だって、一人の女性のことで、こんなに悩めないもん。悩むのが嫌だから、他の女にいこうってなるのに。それに、あなたは正も負もバランスを自分でとれてるから。他の女にいこうって気もなさそうだし。迷いがあるね」
俺「うーん」
占い師「それに、あなたは無意識ではポジティブで自分に自信がある」
俺「えっ?」
占い師「と、カードには出てる。まっ、占いなんでね」











占いは安心感を買う所だと思っていたのだが。

結局、どっち‼


なんか悶々としてます。



この無間地獄から、いつ抜け出せるのやら(  TДT)