もうどうしたらいいのかわからないよ…。
中山さんと会ってるのは間違いない
家で待ってるっていうメール残ってたもんね…
でも実家にいってるのか疑問……
そこがなんかひっかかる。
普通じゃありえないでしょ。
気づいたら私はだんだん冷静になってる。
どうしよう…
どうしたい?
産むか産まないかのときに
コウくんからこれから頑張っていこうって行ってきたんだからやっぱり別れるなんて簡単に考えたらダメだよね。
わたしが我慢して待てばいいの?
ていうかあなたたちは何なの?
付き合ってんの?
もう何ヵ月おなじことで悩んでるのわたし…
気づいたら
伊東家の一番上の兄
さと兄にTELしてた。
tullll……
仕事中で
出ないかな…。
「はいはぁぁ～い!!」私
「あっ！さと兄?いま忙しい!?」さと兄
「あ～いいよ!!どうした～?」私
「ん～……あのさ…コウくんのことでさぁ…」さと兄
「あ～。前になんかいってた女の?あれおさまったんやないの～?」私
「ん～……出産前にけん兄ちゃんが話してくれてコウくんも私に謝ってきたからもう気にしてなかったんやけど…バイト先同じやし…今もなんか関係あるみたいでさっ。」
さと兄
「なんでわかるの～?帰ってこないの?」私
「帰ってくるけど…最初は帰宅時間が19時とかだったのにそれが20時22時23時……出かけるのはダメっていってないしいいけど夕方から絶対に連絡とれなくなっちゃうのさ…。電話に絶対でないし…。でもご飯いるのかメールするとメールはかえってくるの…。」さと兄
「帰ってくるなら別に心配いらないんやないかー?」私
「ん～……でもまだ引っ越してきて２ヶ月たってないしさ…。メールとかもみちゃって…なんか家に仕事おわってからいってるみたいなんだ…」さと兄
「あ～はいはい！そ～いうことねー！コウジに話した?」私
「何回も話してみたよ。遅い時間に帰宅するけどどこにいってるのかとか思いきって中山さんとはもう関係ないのかとか…。どれもしつこく聞いてないよ…。でもコウくんは中山さんは関係ないって不機嫌になるし…どこへいってるかは友達の家とか……フットサルとか…だからもう聞いてない…。」
さと兄
「あ～そっかそっか～。ん～。じゃあ女に聞けばいいんやないの?」
私
「えっ?どうやって?(´▽｀；)ゞ」
さと兄
「本人に！バイト先いってきけば早いやろ?」私
「え?いきなりいくの?コウくん嫌がるよ(TT)バイト中やしさ…」さと兄
「あいつなんてガキだし女はコウジの10才くらい上なんだろ?俺と年がかわらないし話せばわかるでしょ。30才手間の女が未成年なんて本気にしてないでしょ。その方が早いって。」私
「わかった。さと兄ありがとう……」さと兄
「だからシフト入ってる日わかる?」私
「４日後なら中山さん夜勤じゃなくて夕方から20時までいるからこの日にしよう。」さと兄
「OK！コウジに聞いてみて答えないようなら行こうか。」私
「うん！わかったよ!!」さと兄
「きょうは何時にかえってくる?」私
「たぶんあと一時間くらいかなぁ…。」さと兄
「わかった！あとで帰ってきたくらいにあいつにTELするわ。」さと兄ありがとう……
中山さんに直接話できる?
でもわたしも思う。
28才の母親になったことのあるひとが
19才に本気になるわけないって。
ほんとに気持ちが少しだけ穏やかになれたよ。
さと兄ありがとう。
コウくんのお兄ちゃんなのに。
※さと兄
コウくんの一番上の兄 31才
けん兄
コウくんの二番目の兄 26才