母「おそい!!(T_T)」






お母さん



迎えにくるわたしが遅いので怒っていました。








ごめんなさい~…















「携帯を店に忘れたの途中で思い出して…店にとりにかえっちゃった(;_q)」











嘘をつきました。









お母さんには言えない。











コウくんの帰宅時間がおかしいって聞いただけでたぶんすぐにコウくんに電話するやろなぁ…






とりあえずわたしはこのままではダメと毎日言い聞かせた。






















お家に帰ってご飯の支度をして




虎太郎をお風呂へ。



毎日この流れで





今日も気づいたら20時…



いつもならそろそろコウくん帰ってくる頃。



お腹すいたなぁ…先にたべようかなぁ…





電話しても勿論でない。







コウくんに嫌われたくない…


この気持ちがいつからか芽生えていた。



だから責めるようなことは本人には言わなかった。








メール:コウくんいつ帰ってくる?ご飯いらない?先にたべるねー!!










メールして先にご飯を一人で食べた。




はぁ…













♪~♪~♪~♪~








コウくんからだー!





なんだ…メールか…

















コウメール:飯いるよ!!先に食べてていいよ


















え…これだけ…












折り返しの電話は絶対にない。


















ご飯いるのか…もうすぐ9時。


絶対に職場にはいないはずやのにどこにいるの…


こんな時間まで食べずになにしてるんやろ…

















それから30分した頃











バタン!!















玄関からドアがしまる音がした。

帰ってきた。











ただいま










も何も言わず玄関横にあるお風呂場にすぐはいっていった。
















え…

















ただいまくらい…
















それを言う気にはならなかった。

















お風呂にはいっているコウくんが玄関で脱ぎ散らかした
ペンキまみれのニッカポッカと長袖シャツ

頭にいつも巻いているタオルを拾いにいった。




イメージ図





コウくんがお風呂からあがってきても






わたしの目をみない。












やっぱり中山さんのところにいってるのかな。







疑っちゃうよ…















でも、わたしは決して今日も



「遅かったね」



「どこいってたの?」





とは言わなかった。









笑顔で




「お疲れー!ご飯温めるねー」




と言って見せた。

















でも












またいつものように



ご飯をたべたら寝てしまったコウくん。



















はぁ…













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