お風呂からパンツ一丁ででてきたコウくん。



そわそわしている。









携帯でしょ?









携帯探してるんでしょ?










大丈夫だよ










元にもどしておいたから。









あった!あった!








といいたいばかりの表情を浮かべて携帯を開けている。












大丈夫大丈夫










着信も何もなかったよ。












携帯を開けたかと思うと誰からも着信がなかったからかすぐにポケットへしまった。











まずコウくんがポケットに携帯をしまうことがもうおかしいよ。











室内でポケットにいれるなんてコウくんではありえない。










さっきのメールをみてしまってから
コウくんの表情やら目の動き…
全部が気になってしまう。

















はぁ…









携帯…



みちゃった…









でも会ったのかもわからない










また様子みなきゃいけないの?









もう嫌だよ…
また携帯をこそこそみて嫌な気持ちになるの。










でも…










やらなきゃいけないのかな。












とりあえず今日は何も言わなかった。










コウ『あのさー明日からさあそこのサークルKに会社の人が毎朝迎えに来てくれるらしいからさー毎日送ってほしいんだけど』







近くにあるコンビニに会社の人が毎日迎えにくるというコウくん。









私『毎日?なんで?』


コウ『なんか現場がいろいろあるから俺が会社に毎回集合してたら遅いとか何とかでさー』




私『わかったよーでもコウくんが早くちゃんと起きて行けばいいんやないの~?』





コウ『いいのいいの~♪』





私『ふ~ん。』









明日は何時に帰ってくるんやろう…