虎太郎はお風呂にまでいれてもらっていてスヤスヤ寝ていた。




父「虎太郎の風呂もいれといたし後はゆっくり休めよ。じゃあな」


そう言ってお父さんだけ車へ行ってしまった。






あ!!そうだ!


お祝いのお返しをコウくんからお母さんに渡してもらお。



コウくんにうちの実家への御返しの包みを渡して


私「これお母さんにコウくんから渡して!!ちゃんとありがとうございましたって言って!」

コソっとコウくんに言った。




するとノソノソと


コウ「あの~これぇ~~…」


母「ん?なに?」


コウ「お祝いもらったんでぇ…」

母「??あ~御返し?要らないよ!!親には御返しなんて要らないよ」



私「いや…伊東家のほうもあるし…ほんと御返しにならないくらい安いものやから…ごめんね…」


母「わかった。ありがとね。じゃあまたね。おやすみなさい」














コウくんて何でこんなふうなの…













絶対におかしいよ。














元から挨拶とかできない子だったけど……













うちの親の店で昔バイトしてたときに鍛えられて変われたやん。


でも今は酷くなってる。













うちの親が何かしたの?














外に出て

お母さんにすぐに電話をした。




母「はい~?!」


私「あ!お母さん?さっきはありがとねあせる今日は助かったよ…」



母「あ~いいよ。また落ち着いたら虎太郎連れてきてね!!でもさぁ~伊東くんのあの態度ほんとに何なの?お父さんも呆れてるよ~」




私「ごめん……」


母「私たち何か悪いことしたんか?あせるあせるまともに挨拶もしないし…1日自分の子供の面倒みてもらってたのにお礼もいわないし…一体なんなんよ…なんかキマヅいことでもあるんかね~ほんとに顔もみたくなくなるわ」


私「……ごめん…」



母「なんか最近あの子ほんと様子がおかしくない?あの子を昔から見てきたけど本来のあの子らしくないよね。産まれた日に病院で会った時からあんな感じやん……」

私「うん…私もほんと最近おかしいと思ってる…」



母「ちゃんと見張ってないと大変なのはユナなんやかやね!!」


























やっぱりおかしいよね