ジョーカーゲーム
柳広司
(2009/11/30~12/10)
テレビで何度かとりげられているのをみてよんでみた。
読み終わった直後の率直な感想は,先は気になるし,集中できるくらいには作品世界にひきこんでくれるので暇潰しにはなるが
とくにわくわくしたり感動したりといったことは得られなかった,といった感じか。
しつこいくらい自負心についての同じ記述があって,作者の方こそある意味自負心にとらわれてるのじゃないかと思った。
スパイ1人1人の人間離れした記憶力なんかの技術が当たり前と書かれているわりには話していることや話し方はあまり高度じゃないように感じる。
頭がきれたり,そういう能力をもった人は話しももっと難しく,人を表すように思う。
単純に疑問に思ったのは,D機関の生徒たちのその能力が当たり前のことなら当たり前以上のことができていない。当たり前以上が当たり前なら,それこそ当たり前以上(=当たり前以上のその上)を求めるべき…そうでないと成長はないじゃないか。
展開的にはコナンより推理が簡単で焦らされることなくとんとん進む。
ただ最後の敬礼は嬉しかった
でも敬礼するなんてなんだかんだ結城大佐も人間にとらわれてるじゃないか。
★★★☆☆