概要
パスタ店、車のディーラ、某ファーストフード店、某餃子店を例に出し、経営者、客、診断士(著者は、ビジネスコンサルタントである)の立場から、読者にたいし、気付かせたい問題点を投げ掛けてくる。
上記例題は、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の説明の為の布石である。

なぜ1流は割り算で考えるのかと言ったことが、「2流は積み上げ式で考えるが、1流はセオリーを知っているから全体から割り戻したり、計画から逆算する」の1文で纏められている。
この文をイメージしやすくするため、製品ライフサイクルを用いて説明しているものと推測する。

2章の所感
例題を出し、ビジネス感覚を喚起し、PLMを使用し論理的に纏められているが、言いたいことは、「視野を広げ、まず全体を考え、それから細部を考えることにより柔軟性が生まれる」と言いたかったのではないかと推測する。

100716 1回目
[「ボタンを押すとエンジンがかかる」のが本当によいのか]

この出だしから始まる1章は、ボタン式でエンジンがかかる車(システム化が進みどんどんと便利になっていく様)を連想させ、システム化することによる、思考停滞を憂いている章

システム化することにより仕事の背景や、知識を得る過程で必要な問題解決の機会を逃す(試行錯誤する機会をを奪われる)とある

1章の考査
便利な時代に流され、自分のあたまを使わなくなってきた。
一見便利な世の中であるような感じるが、とても脆いものなのではないか。
某アニメ(ドラ●もん[映画ブリキの迷宮])や某洋画(ター●ネーター)等のように、人間が楽を最優先に考え行動した結果は、予想図のようになるのがも知れない。
より自分を高めたいなら、自ら考え行動するしかないと言うことか。

100715 1章終了(1回目)
[残念な人とは、決して「バカな人」という意味ではない。「もったいない人」と言い換えてもよい。]

要するに、頭は良いが、その能力の使い方を知らないがために、損をしてしまうと言うこと。
その改善策を提示している模様

100714開始