こちらのアホなトーナメントも早5回目、本日より準決勝です。
初回勝ち抜いたるは東の王者・サピックスと西の王者・浜学園なり〜〜〜。
司会「いよいよ2周目、準決勝ですね」

C「通ってもいないどころかパラパラ見ただけだものね・・。」
A「しかしあれだね、サピックスと浜学園の対決とか、全国大会で優勝候補の強豪があたった時みたいでかっこいいね。」
B「高校野球の大阪桐蔭vs横浜高校みたい。ドカベンの明訓高校vs土佐丸高校みたい。」
C「ちょっとドカベンの例え、誰も知らないからやめて。」
A「さてテキストですが。プリントと冊子という違いがまずある。」
C「小さいことなんだけど・・浜学園の冊子になってる量が絶妙にちょうどいいのよね。冊子の塾だと子供が重いっていう難点もあったりするけど、浜学園は冊子にする量を分厚くならないようになのか分けてるから都度持ってく量の負担がない。」
B「しかしサピックスは、プリント整理地獄の噂に怯えて回避する親も多いと思うんだけど、あれそもそも必要なのかな。」
A「どういうこと?」
B「もしかしたら言えないだけで、本当はサピックス的にはそもそも渡されたプリントやったらどんどん捨てていいよスタンスなんじゃない?数値変え問題も載せてるしもうこれだけやればオッケーだから、次いこ次、うちの特徴はスパイラル方式でまた似た問題プリントで出てくるからとっておかなくていーよ、ましてやそんなコピーして何度もやるとかいーから!!・・みたいな。」
A「でも子供なんてすぐ忘れるからテストの前にまたやらないと、、その後も繰り返さないと、、」
B「せいぜいマンスリーの時までとっておいて間違った問題だけチェックしたら捨てるべきなんじゃない。プリントを大事にとって人によってはコピーもして復習する前提だと整理もきついけど量的にもパンクする。」
C「サピックスなめないでよ、そんな授業と家での復習1回やってマンスリー前に間違った問題ちょろっと復習して終わりで済むようなレベルの問題じゃないよ。そもそも授業で間違った問題の復習がちょろっとで終わるわけない、なんだかんだ全復習になるからコピーもいるんだよ。」
B「いやだから片っ端から捨てていって問題ない子、むしろ1回理解したプリントを取っておく意味が分かりません的な子用の塾なんじゃない。だっておかしいじゃん、大量のプリントを保管させる前提、はたまたコピーさせる前提の塾って。マンモス塾になった今、実際問題1回の復習じゃ身につかず置いてかれてしまう子の方が多いから、親が自主的にコピーなどで繰り返し毎回復習を強化してるだけで。」
A「それでいうとサピックスは超上位層に合わせた故のプリント形式の塾だけど、普通〜上位層の家庭がそれについていくために、塾が求めること以上の勉強を自主的にすることによって実績がここまで上がったのかもね。」
B「普通の子がついてくために、コピーするだけですめばいいがその後個別への課金が待ってたり・・。」
司会「はい、通ってもないのにサピックスを想像で話すのはやめてくださいね〜テキストの話に戻ってくださいね〜。」
A「話を戻すついでに次は浜学園の話にしようか。浜学園はまずテキストの風貌やフォントがTHE昭和で私としては親しみを感じる。そんな中今年からテキスト改訂された?何か去年までとちょっと感じ変わったよね。」
B「テキストの中身も昭和感あるんだよね。決して内容が古いとか言ってるわけじゃなくて、簡潔で武骨でそれでいてちょっと温かい感じが。」
C「ごめん、全然伝わらないし何言ってるか分からないよ・・。浜学園は解答欄がついた浜ノートっていう復習用のテキストがあったりと、テキストの用意がとても手厚い。関西の浜学園自体は放置系の塾と聞くけど、あれだけやることがテキストで明確化されていたら子供も自走しやすいんじゃないなあ。授業ごとに毎度ガッツリの復習テストもあるから、子供もそこで0点とりたくないって思うだろうし、その時に何やればいいか1人で途方にくれないようなテキスト体制が組まれてる。関東に至っては人数少ないから塾の手厚さも加わりそうだし。」
A「浜学園はあとは前も話に出たけど関東難関校向けとしては文系科目にもう少しレベル高い問題が欲しいところ。記述問題が多いか少ないかというより、関東と関西では問題傾向自体がなんとなくだけど少し違うような気もするし。」
B「関東でも理系っ子は合ってるかもね。出来もしない国語の長文記述を早くからやるより浜学園の国語で固めて算数は得点源に。レギュラーコースの算数は基礎しっかりやるから、算数苦手な子は最高レベル特訓算数取らなければよい話だしね。ただ国語大好きっ子は物足りないかな。」
司会「対するサピックスは。」
A「勉強が好きな子にとってはこんなに楽しいテキストはないでしょう。」
C「とはいえ前も言ったけど、基礎固めの問題もしっかり入ってるのよね。そこが素晴らしい。そしてサピックスのいうスパイラル形式で少しずつ難易度を上げていく絶妙な傾斜。」
B「その傾斜が学年が上がるごとに高尾山だったりエベレストだったりの傾斜に子供次第で変わっていくのは置いといて。」
A「子供が楽しんでやれるならどこまでも深く実践的な知識を増やせそうなテキスト。ついていけなければテキストのどこを捨てるのか判別さえも難しい。」
B「関西にサピックス進出してるけど、通ってる方は理社とかここまで小4小5からやる必要ある?とか思ったりしないのかな?その時間あれば算数!!っていうのが関西のイメージだからふと思ったんだけど。」
司会「無駄話も含め長くなりましたのでこの辺で勝敗にまいりましょうか。」
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それでは準決勝1回目、テキスト勝者は〜〜
サピックス!!
司会「理由のほどは。」
A「賛否両論あるかと思いますが、プリント形式を利用して関東御三家に特化した改訂を重ね、α1の子供のみが楽しめるテキスト作りに邁進した潔さに敬意を表したいとおもいます。」
司会「何か引っかかる言い方ですね。」
B「恐らくうちの息子はサピックスですと小4からエベレストに登る状態でしょうからね、
僻みです。」


