妊娠中、ずっと経過は順調でした。
上の子は1歳半。走り回る息子を追いかけるドタバタの日々でした。

妊娠9ヶ月。
いつも通り検診にて産婦人科へ。
『うーん、赤ちゃんが小さすぎます。成長が止まってはいないけど、、うちでは詳しく見れないので紹介状を書きます。明日総合病院へ行ってください。』
…は？？
それまでも小さめだね～とは言われていましたが、そんな緊急事態だったとは(；ω；)

眠れぬ夜を過ごし、翌日総合病院へ。
『うーん、やはり小さすぎますね。今からしばらく入院して成長の確認をします。成長していなければすぐに帝王切開します。』
…は？？

その日からそのまま入院になりました。
上の子を保育園に預けていたので実家の母にお願いし、だんなさんに入院の準備をお願いし。。

MFICU(母体胎児集中治療室)で1週間寝たきり生活。不安で不安で。。
思えば、胎動は上の子の時と比べると控えめでした。
でも上の子は男の子だから胎動が激しかったんだと思ってました。

1週間後。
『全く成長が止まっているわけではなさそうですね。
逆子だからサイズが正確ではないですが1,300gくらいです。
小さめなので帝王切開にての出産になります。
手術予定日まで安静に過ごしてください。』
そう説明を受け、退院。

安静にと言われたものの、上の子はそんな事情がわかるはずもなく。ドタバタな日々が戻ってきました。

実は予定日の1ヶ月前に新居が完成し、引越してから出産をする予定でした。
少しでも引越しの荷造りをしなければと細々したものをダンボールに詰めていたある日、お腹に違和感。
まさかの陣痛でした！！
急いで総合病院へ向かい、お腹の赤ちゃんの様子を確認してもらっていると先生が何人も集まってきました。
ヒソヒソと話す様子に冷や汗が出ました。
『赤ちゃんの心臓が腫れています。
万全の体制で手術に挑みますので。』
…は？？
おそらく、主治医はそれにはきづいていたようですが、私を不安にさせないために言わなかったようでした。

臨月に入ったその日に、陣痛に苦しみながらの帝王切開でした。
予定日より1ヶ月早く、
2013年9月29日。
1,734gの女の子を出産しました。
身体は小さいけれど、びっくりするくらい大きい産声をあげてくれました！！
もう、涙が止まりませんでした。

黄疸がひどく、NICUでずっと光線療法を受けていました。
心雑音もあったので経過観察。

体重が2,000gを越え、黄疸が落ち着くまで1ヶ月。
やっと退院し一緒に家に帰れた日の喜びは今でも鮮明に覚えています。

うまれたときのこと