徒然ミュンヘン

徒然ミュンヘン

ミュンヘンというより私自身なんでしょうね、きっと。

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朝食中に、フラットの中庭に面した窓を見ながら4歳の息子が、
「お月様の夢が浮かんでる」と呟いた。息子の視線の先に眼をやると、
昨日の夜の残り香のようなまん丸の白い月が真っ青な空にペタリと
貼りついていた。

お月様の夢とは、随分としゃれた表現だなと思ったけれど、息子の
表情には特別なところは何もなく、アインシュタインでも絶対に
正解できないであろう理不尽なナゾナゾに話題は音もなく移行していった。

ずっと、趣味で文章を書いている。
しゃれた表現の一つも思いつけば、その日一日気分が良いほどだ。

でも、そんなことってめったにない。
たまにあったとしても、後から読み返せば少々鼻につくなって
くらいのものだ。

歳をとったせいにするのが、誰って自分が傷つかないなと、コーヒーを
飲んだ。それで、今日が37歳の誕生日だったと思い出した。

ななめ