わがままは、自分のしたいことや思いをそのまま言葉にすることです。
誰の迷惑とかそういうことを考えず、自分の望みを叶えているのです。
そしてわがままは、相手をコントロールすることとは違います。
私たちは一人では生きていませんから、生きている限り、誰かに迷惑がかかるかもしれません。
そして迷惑の感じ方は人それぞれ、違います。
わがままで迷惑をかけることもあるかもしれないけれど、わがままを言わなくても迷惑をかけることもあります。
そして、一番大切なのは「自分はどうしたいの？」ということです。
自分の気持ちはどうなのでしょうか？
周りに迷惑をかけまいと、周りの気持ちばかり考えているのは、心地よいのでしょうか？
心地よいなら、周りの気持ちを考えて行動して行けば良いのです。
でもそれが心地よくない、「わがままとか迷惑になったら悪いから」という思いなら、少し考えてみてください。
良いわがままとか、悪いわがままとかいうのも変ですが、良いわがままは、周りの人に活力を与えて行くと思っています。
自分のわがままをきちんと言える人は、相手のわがままも聞き入れます。
ということは、多くの人がそれぞれ自分の思うことを行動に移したり言葉にしたりできる機会が増える、というわけです。
これは、わがままを言って、自由になれる人が増える、ということです。
また、わがままを聞いてあげられるというのは、それだけ心の余裕や大きさが必要となりますから、自然と大きな器の人間になっていきます。
わがままを敵視する心の奥には「私だって、こんなに我慢してるのに、あなたばかり自分勝手に振る舞って！」という思いが隠れていることが往々にしてあります。
裏を返せば、自分もわがままを言いたい、わがままな振る舞いできることならしたい、ということなのですね。
だから、すればいいのです。
自分のわがままを言えば、それで周りの人の心が大きくなる可能性がありますし「そういうことをしてもいいんだ」という気づきにもなります。
わがままな人が嫌われる、ということもありますが、これは私が言う、わがままな人とは違います。
嫌われるわがままは、人をコントロールすることが含まれます。
あれしてほしい、こうしてくれないとやだ・・・という感じです。
しかし、本来のわがままは、自分の気持ちを素直に表してるだけなんですね。
あれ食べたい、こうしたい、どこどこ行きたい。
素直な気持ちなので、悪気はないのです。
そして、それが叶えば「嬉しい！」と喜び、できない場合は「残念！ならまた今度チャンスがあれば」という感じですぐに引っ込みます。
絶対に、こうならないとやだ、とか、いつまでも機嫌が悪い、という感じにはなりません。
わがままを言うけれど、聞き分けはいいのです。
それは「自分の思いを口にしてあげたから」
自分で自分の心の声をきちんと声として外に出してあげたから、とりあえずそれで満足なのです。
よく「在りのままの自分」「本当の自分」になりたい、と言いますが、これが「在りのままの自分」「本当の自分」の姿なのですね。
なのに、そういう人を見ると「わがまま」「協調性がない」と言われます。
本人からしたら、言われるのが嫌だから直そうとする。
本来の自分の姿から、違う自分にならざるを得ないんですよ。
だから辛くなる。
わがままでいいんです。
そのわがままも、ツインレイ男性ならちゃんと分かってくれます。
その人の良いところだと、認めてくれます。
もしもいき過ぎてる場合は、教えてくれます。
