札幌市中央区宮の森 まいこピアノ教室 水倉舞子です。
ブログにご訪問いただき ありがとうございます
前回、冬におすすめの
『雪が踊っている』という曲をご紹介させていただきました。
今回は、この曲の、作曲者と作品について
簡単にご紹介させていただきます
この曲の作曲者は、有名な ドビュッシー です。
多くの方が、聞かれたことのある名前かなと、思います
フランス の作曲家で、19世紀末から20世紀にかけて
それまでの 常識 や 伝統 の枠から、自由に抜け出して
独自の感覚で作曲をし
新しい芸術の扉 を開きました🚪
印象主義音楽(印象派) とも言われます。
後の音楽に とても大きな影響を 与えました。
この『雪が踊っている』は
『子供の領分』という 6つの小品 からなる 組曲の中の一曲です。
この組曲は
ドビュッシーが、 3才の愛娘のために 作曲したと言われています。
ドビュッシーが43才の時に生まれた、初めての子どもさんだったそうです。
クロード・エマちゃん
シュシュ (キャベツちゃん)という愛称で呼び
ドビュッシーは溺愛していたそうです。
(キャベツちゃん
フランスでは、愛する人に使う愛称なのだそうです🥬)
子供が弾くためではなく
大人が 子供の気分に浸るため
の作品です
順に
『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』
『象の子守歌』
『人形のセレナード』
『雪は踊っている』
『小さな羊飼い』
『ゴリウォークのケークウォーク』
という6曲です。
タイトルを見ただけでも
何だか魅力的で、子供の世界に入れるようですね
ピアノの練習に奮闘する子供の姿や
シュシュのお気に入りの、ぬぐるみやお人形
が登場しています。
どの曲も、シュシュや、子供を思い浮かべながら
書いたと言われています。
『雪が踊っている』は
雪 が主人公なのではなく
シュシュちゃん が主人公なのですね
では、シュシュちゃんは どんな様子なのでしょう
どこで どんなふうに 雪の踊りを見ているのでしょう
知りたくなります
想像をふくらましていくと、また楽しいですね
次回は、もう少し この曲を見てみたいと思います
もしよろしかったら、組曲全曲聴いてみてください
最初に出ているこの絵は、出版当時の、この曲集の楽譜の表紙です。
ドビュッシーが手描きをしたそうです。
曲名にもなっている、シュシュちゃんお気に入りの
象のぬいぐるみと、お人形が描かれています。
札幌市中央区宮の森 まいこピアノ教室では
音楽を表現する上で 作曲者や 曲の背景も 大切に
レッスンを させていただいています
最後までお読みくださり ありがとうございました