札幌市中央区宮の森 まいこピアノ教室 水倉舞子です。
ブログにご訪問いただき ありがとうございます
前回、グロッケンの響きを聴く練習をご紹介しました
こんなふうに叩くと、小さな可愛らしい音が鳴り
7秒ほど響きが続いて、消えていきます。
この響きを、静かに耳を澄まして聴く練習をします👂
音を鳴らしてから、耳もとに当てて聴いたりもします。
レッスンを開始してすぐに、始める練習です。
初めての時、生徒さんは、はっとして音がした方を向かれます。
ところが
小さなお子さまは、7秒集中して聴くのも大変です
一瞬聴けたと思ったら、お話しが始まったり。。
3秒聴けたと思ったら、またまた続けて鳴らしてしまったり。。
5秒聴けたと思ったら、モゾモゾ。。動き始めたり。。
でも。
それで良いのです
この練習の目的は、
音の響きを、『最後まできちんと聴けること』ではなくて
『音の響きを耳で追えること』
だから、まずは、一瞬でも
耳を澄まそう👂
響きを聴こう👂
ということが出来れば OK なのです
この練習を繰り返していると、いずれ
ピアノの音の響きも、楽に聴けるようになっていきます。
ピアノの音は、もっと長く何倍も続きますが
消える瞬間まで、聴くことが出来るようになります。
目は一点を見つめて。。 集中している証拠 です
生徒さんの中には、このグロッケンがお気に入りで
大きくなっても毎回レッスンの前に鳴らして
「あ〜この音癒される〜」 と うっとり。。
とても心の優しい生徒さんですので、生徒さんの心の優しさと
グロッケンの優しい響きが、共鳴し合っているのかな。。と感じ
嬉しくなります
大人の方にとっても、心地よく聴覚を刺激することが出来ると思います✨
どうして、この練習がそんなに大事なのか
これは、ピアノの響きを聴く。。というとても大事なテーマですので
また書いていきたいと思います
この練習については、尊敬する黒河好子先生のこちらの本に載っています。
ここまで、グロッケンの響きを追う練習
ピアノを弾くのに大切な、聴覚に働きかける練習について、ご紹介させて頂きました。
次回は、ピアノを弾くのに大切な、視覚に働きかける、見ることの練習について
ご紹介したいと思います
札幌市中央区宮の森 まいこピアノ教室では
ピアノを弾くのに必要な
聴覚 視覚 記憶 からだの動き 手のフォーム などについて
小さなうちから ゆっくりと 練習していきます
☆おまけ☆
先日ご紹介した大倉山で きつつき に会いました。
頭とお腹が赤く アカゲラのようです。
姿を見られるのはとても珍しいです。
コンコンコンコン 木をつつく音が響いていました。
電子音に囲まれた現代。
自然の音に 耳を澄ます時間が持てると良いですね
最後までお読みくださり ありがとうございました