さてさて、昨日の続きをば。
最寄りのバス停から出発し、2回乗り換えて着いた飛鳥駅。
すぐさまレンタサイクルで手続きし、遺跡巡りとスタンプラリーへ。
最初の天武・持統天皇陵では、自転車をおり、古墳をぐるりと歩く。
普段、林の中に行くことがない2人っこ。
古墳裏を歩こうと風が吹く林へ。
めったに聞くことのない風の林の音。
下「めちゃ音、うるさい〜」
上「林が怒ってるみたい」
私「これが自然の出す音やで
風が渡る林ってこんな音が出るねんでー」
かつ、この季節は数十メートルある落葉樹から頭上にどんぐりアタックあり。
2人「イタっ!どんぐりやん!頭に刺さるっっ」
私「そうそう。これが自然だからねー。
秋になると実が落ちますわね〜。
どんぐりって痛いってわかったやん」
痛みをかなり痩せ我慢しながら悠然と進む私。
木の名前を当てながら登った甘樫丘では、風の神様からお弁当箱を吹き飛ばされる歓迎を受け(中身は片寄りながらも無事)、
レンタサイクルを返す期限の17:00に間に合うよう、石舞台古墳から最後の橘寺からの帰りの上り坂をひたすら漕ぎ、
途中道に迷っていた親子に、一緒に飛鳥駅に行きましょうと親切に言いながら、振り返るとその親子が追いつけないスピードで自転車を漕いでいたことに気づく、、、。
親子は数分後、彼方に現れた。ごめん。
田舎暮らしの我が家族の脚力の強さよ、、、。
酒船石、飛鳥寺、水落遺跡、橘寺、飛鳥坐神社、亀石
天気も良く、子供達とこの金色の景色を見られた幸せ。
この夕陽。
子供の記憶に残したい景色と時間とことば。
今は、ここにこだわって生きていきたいと思っています。