リハビリの可能性

『在る能力を使う』

今すでに『在る能力』を使うのはリハビリの基本です。

私たちはどうしても『ない』方に目を向けがちですが、すでに『在る』『今使える力』をどのように活かすかがとても大切になって来ます。


これは私が関わらせていただいたケースではありませんが、昨日聴いたお話で「大切だな」と共感できたのでシェアさせていただきます。

昨日はバリアフリーコラボレーションというイベントのお手伝いをさせていただきました。

その会の代表の小川和也さんがお話しされていた言葉です。

小川さんが教えていらっしゃるドラムの生徒さんは『高次脳機能障害』のため「短期記憶」が障害されています。

短期記憶というのはちょっと前のことを覚えておくという能力です。例えば、今朝のご飯のメニューとか昨日の約束とか…忘れてしまいます。

なので、生徒さんも教わったことを忘れてしまうのです。

長期記憶は知識や経験、技能を記憶する事ができます。

そこで、小川さんは教え子さんの長期記憶に働きかけるような、その人の経験に響くような言葉などを使いながら、レッスンをされていると伺いました。

「覚えられないから諦める」のではなく、

「どうやったら覚えられるのか」

その方とちゃんと向き合い、その方の能力をちゃんと活かせる活動をされていると感動しました。

今の自分でもできることたくさんありますよね。