こんにちは。
「着ない着物を着たい人に譲る」活動をしている
虹色日和(ナナイロビヨリ)です。
メインのブログでは「みお」と名乗っています。
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この記事は、2021年12月に投稿したものを加筆修正して
再投稿したものです。
今日は久しぶりにコラムを記事にしようと思います。
先週 明治神宮に御礼参りをしたとき、お天気も良いことから
七五三のご家族を数組 みる機会がありました。
その中で「ん?」と一瞬思ったお子様がいたのですが、
それはなぜかというと、女の子が紋付き袴姿だったからだったのでした。
年の頃は5歳か7歳かはわかりませんが
(子供を産んだことも育てたこともないから、3歳と5歳の違いはわかっても、
5歳と7歳の違いはわからない(;^_^A)
女の子が被布や振り袖姿でないということで 違和感を感じてしまったのです。
そして違和感を感じた瞬間に その「先入観」をもつことも
今後は気をつける必要がある時代になるのだろうな とも感じました。
近年言葉として認知度が高まったジェンダーレスの観点から考えれば、
女の子だから被布や振り袖姿、男の子だから紋付き袴姿
というのは 先入観や価値観の押し付けになるのだろうなーと思ったのです。
Yahoo!知恵袋で、着物・和装カテゴリの投稿を見ると
女ですが、男性の着物(着流し)をしたい
男ですが、女物の浴衣を着たい
などの質問投稿をよく目にします。
女性が着流しにするには、衿のあわせ方、着崩れしても問題ないインナー
帯の位置などクリアする箇所がいくつかありそうですが、
男性が女物の着物を着るには、そんなにハードル高いとは感じません。
以前は「女装男子」とか「男の娘」という表現がありましたが
これからはそれも「差別的な表現」になるのかもしれませんね。
また、これからは七五三だけではなく、成人式でも
見た目の特徴が男性であっても、振袖を着る
その逆に、見た目の特徴が女性であっても紋付袴姿
というのも増えてくるのかもしれません。