ブログを書くのは久しぶりです。
3月に自身が余命宣告をうけ、この数か月は【自死遺族】というカテゴリーのことをすっかり置き去りにして日々を走っていた。
初めて癌だと告げられたののは3月12日だから、かれこれ4か月・・・
当時は3か月から半年と宣告されていたので、最短の3か月はクリアできたことになる。
ほんとうにあっという間だった。
とにかくこの4か月は突っ走ってきた。
会いたい人に会い、行きたいところに行き、食べたいものを食べた。
周囲も驚く活動量だ。
4月、家族で沖縄&仲間と天の橋立
5月、息子と台湾
6月、友達と韓国&息子の全国大会で横浜
友達との食事、MASHや濱ちゃんのライブ、ヨーヨーの練習会、バンテリンドームに野球観戦などなど
とにかく忙しい日々
病院へは週3日が基本
血液検査、抗がん剤、ハイパーサーミヤ(温熱療法)
ふと気が付くと、事務的な身辺整理がなにもできていない💦
この4か月で定着したのは、前向きで明るく元気な末期癌患者
癌になっても痩せてもいない、髪もツルッパゲにもなっていない(それなりに抜けているけど)顔色も抗がん剤のせいで少しどす黒くなっている程度。見た目は元気な人と何も変わらないし、私自身の元気な頃と何も変わっていない。
会う友人は第一声「元気そうでよかった~」が定番
「そうなんだよね~」という返し
セカンドオピニオンでも「今の日本の医療では成す術無し」と改めて非情な宣告をされたのだから、もうほんとうに死ぬしかない私なのに・・・
誰かと会うときは「元気な私でいなきゃ」という使命感が働く
身体がだるくても、お腹が痛くても、気が滅入っていても・・・・ニコニコ元気でいないとね
ふと思う
ナナも「ニコニコ仮面」って言われていたな
自分がつらくてもいつもニコニコしていた
親子そろってニコニコ仮面かよ・・・
時々、ちょっと疲れる
でもやっぱり、自分の都合で周囲に気を遣わせるということができない体質なんだな