彼女の片隅に潜んでいる、コトバの宇宙。
ときどきここが、「秘密の花園」みたいだな・・・と思う時がある。
心の中に はっきりと芽吹く 芽心を まっすぐ突き上げて もう止めら れない 気持ち
つい 泣きそうになってツンとなる鼻を 空に向けたまだ冷たい空気が 鼻の中に入ってきて目の奥が じんとなる実際のところもう 泣きたい理由ははるか かなたに追いやられて いるただ カラダが 心に追いついていないだけ
なりゆ き次第ではハッピーエンドにもバッドエンドにもなり得ると 思った小さな靴に 込められた見知らぬ 誰かの思いをこのまま知らずに 葬るほど自分はまだ 大人でも冷たい人でも なかった
大きな 声で大好きだって 言われてもそこに 心が無いのなら張りぼてみたいで 虚しいだけだ
手のひらに残る、感触を未だに、じっと見つめている季節を分ける、あの日が来てそこからずっと、考えていた見えもしない、未来も過去も一緒に溶けて、しまえばいいのにそんな、刹那な、一過性の感情をまだ冷たい風が、さらっていった
耳をすませて、そっと 春の足音をきくその足音はきっと、ささやくくらいの かすかな音まわりの雑音に、かき消されるくらいの・・・ちいさな音気付かず 思わず踏んでしまう、野花みたいな・・・可憐な音偶然、耳に入ってきたらきっとしあわせを感じられる・・・すてきなおと