12月24日クリスマスイブ

家族で過ごし、神様に祈りを捧げる大事な日。
なのに僕はひとりぼっち。ルームメイトのいない部屋で一人きり。

キュヒョナは今コンサートで日本にいる。僕も日本に行きたいな・・
なんて思ってたけど、それは結局叶わなくて・・
鳴らない電話をこれ以上待つとか女々しい事するのも嫌で
ヒョクのトコにでも行こうかな・・なんて考えてたその時。

RRRRR~~♪電話がなった。

「もしもし」「・・もしもし」
「すいませんヒョン、もう寝てました?」「ううん。寝てないよ」
「ふふ。もしかして・・電話待ってた?」「待ってない・・」
「本当に?」「ううん。嘘。本当は待ってた」
「はは。どうしたんです?今日は素直ですね」「んー?僕はいつも素直だろ」
「はいはい。そうですねー」

ライブの後でいつもよりもテンションの高いキュヒョナ。機嫌の良さが声ににじみ出てて・・
僕はその温度差に戸惑って何だか上手く言葉が繋げない。

「・・ライブ上手くいった?」「ええ。勿論。あっそういえば」「ん?」
「今、食事に向かう道すがらヒョンの好きそうなものを見つけたんです」「え?・・どんなやつ?」
「それは内緒です。帰ったら・・クリスマスプレゼントとして渡しますね」「ん・・」
「気にいるといいですけど」「うん・・そうだね」
「ミニ?大丈夫だよ。もうすぐ帰るから」「・・うん」
「だからプレゼント楽しみにしてて」「うん・・でも」
「ん?」「それよりも・・

こんな事言うと帰ってきたキュヒョナに散々揶揄されそうだけど、それでもいいや。
今日はとことん素直になってみようかな。

早く帰って来て?キュヒョナ・・・・」
「うん・・。ね、ミニ、会いたい?」「うん。会いたいよ」
「俺がいないと寂しい?」「うん・・寂しいよ」
「俺にそばにいて欲しい?」「うん・・いて欲しい」 
「俺の事は?」「・・愛してるよ」「ふふ」
「ね・・キュヒョナは?」「勿論愛してますよ。」
「ん・・//そうだ。ねぇ、キュヒョナはプレゼント。プレゼントに何が欲しい?」
「俺?ミニからはもう貰ったので充分です」「いつ?僕、何にも用意してなかったんだけど・・」
「今の言葉」「え?」
「今の言葉が俺にとっての何よりのプレゼントです」「キュヒョナ・・」胸が熱くなる。

でもそんな事言われたら、今すぐにでも会いたくなっちゃうじゃないか。
キュヒョナの馬鹿!

「あ、でも一つだけ」「うん?」
「帰ったらいっぱい抱きしめてもいい?」
「ん・・キュヒョナの好きにしていいよ」「え?ああっ!もう!」
「なっ何!?」「そんな事言われたら、今すぐに会いたくなっちゃうじゃないですか!」
「ええ!?ははは」「ん?ちょ、ミニ。今の笑うトコじゃないでしょ?俺、結構イイ事言いましたよね?」
「そうだねぇ、あはは」「もう!一体何なんですか!」

いや、だって。離れていても僕ら、考えてる事が一緒だなんて。

それって結構凄い事じゃない?


ねー、だからキュヒョナ。

笑った訳を教えてあげるから・・

だから、お願い。早く帰って来て。

愛する僕のルームメイト。

Happy Merry Christmas♡
Fin