大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

今回は片付けの基本的な方法についてお伝えします。

 

あなたが考える

「片付け」

って何を意味していますか?

 

ちょっと考えてみて下さい。

モノをどんどん捨てて断捨離をするイメージですか?

 

素敵な収納用品に囲まれたスッキリした部屋にするイメージが浮かびますか?

 

実は「片付け」の概念はよく分らない方がほとんどです。

 

よくお母さんはお子さんに

「そろそろ片付けなさい!」

なんてよく言うと思いますが、

言ってるお母さんがちゃんと理解していない場合が多いのです。

 

ましてやお子さんはもっと理解していないのです。

では「片付け」の本当の意味とは何でしょう。

 

片付けとはこの3つの手順を意味しています。

①整理 ②整頓 ③収納

 

 

まず「整理」から考えてみましょう。

 

整理とは「今使っていないモノ、将来使う予定がないモノを減らすこと」です。

 

もっと分かりやく言い替えると「いるモノだけにする」「いらないモノは減らす」ということになります。

 

更にシンプルに言いと「モノを減らす」を意味しています。

 

これが「片付け」の第一ステップです。

 

実は片付けのこの最初の「整理」が最も重要で時間をかけてほしい部分です。

 

モノが多くてお困りの方はほとんど「整理」で躓いています。

 

勿体ないから、

いつか使うかも知れないから、

高かったから等の理由で、

全く使っていないモノであっても将来も使わないモノであっても手放せなくなっています。

 

人間生きていたらモノはどんどん増えていきます。

どこかのタイミングでモノと向き合わなくてはなりません。

 

「片付け」の語源は「物事に決まりをつける」「片をつける」です。

 

モノと向きあって決心したりけじめをつけていかないと本当の片付けにはなっていきません。

 

どうするか決める時には、

まずは徹底的に「今、現在」にこだわることをおススメします。

 

どうなるか分からない遠い未来ばかリを考えていたらどんなモノでも

「いつか使うかも知れない」になって残すことになります。

 

しかし、

一年に1回でも使う予定がハッキリしているモノは「いる」に分類します。

 

例えば年に1回しか使わないお正月の重箱はもちろん「いるモノ」でしょうし、

 

最近は忙しくて行けなくなったけれどいつかは必ず趣味の登山を楽しみたいならしばらく履いていない登山靴も「いるモノ」に分類されますね。

 

しかし、

引き出物でもらった立派なブランドの食器。

食器棚に入ったまま一度も使ったことはなく、好みでないから

これからも使う予定がなさそうならば「いらないモノ」に分類されますね。

 

このようにしてますはしっかりとモノと向きあって「整理」しましょう。

 

 

そして第二のステップは「整頓」になります。

 

整頓とは「分類すること」になります。

 

第一ステップの整理して「いるモノ」を残した後、

 

収納する前にそれらを分類しなくてはなりません。

 

つまり、モノをグループに分けます。

 

例えば衣類の場合は、

家族別に分ける、

季節ごとに分ける、

アウターかインナーかで分ける、

日常着かビジネス用かで分ける、

等様々な分け方があります。

 

どんなグループに分けるかは、

ライフスタイルによっても家の大きさによっても、

使う人の好みによっても変わってきます。

 

例えばどこの家庭にもある文房具を例にしてみましょう。

 

細かく分ける人は

「ボールペン」「マジック」「鉛筆」

「蛍光ペン」「ハサミ」「定規」

「ホッチキス」「メモ用紙」「付箋」

と分けるでしょう。

 

でもそこまで細かく分けない人は

「書くモノ」「貼るモノ」「その他」

と3つのグループに分けるかも知れません。

 

もっと大雑把な方が楽な人は

「文房具」

という一つのまとまりのグループにして、机の引き出しにそのまま入れる人もいます。

 

実はこの「整頓」がキチンと出来ていたら次のステップはとても楽になってきます。

 

最後の第三ステップは「収納」になります。

 

「使う人が出しやすく戻しやすい場所にモノの位置を決める」ことになります。

 

「整理」でしっかりと必要なモノだけ残して、

 

「整頓」で正しくグループに分けられたら

 

「収納」は自然に決まってきます。

 

よく見られる失敗は、

モノを減らさないで最後のステップの収納に走ってしまうことです。

 

「収納」は片付けの最後のお楽しみです。

 

モノを減らさないでオシャレな収納用品ばかり揃えると、

窮屈で使いにくい空間になります。

 

収納用品に収まり切らないモノ達が溢れかえるでしょう。

 

収納のコツは

  • 使う場所の近くに収納すること

  • よく使うモノは手が届きやすい高さに置くこと

  • 一緒に使うモノはグループ収納すること。

 

 

以上、片付けの基本的な3つのステップについて書きました。

 

 

モノが多くてお困りの方は第一ステップの「整理」にしっかりと時間を取って取りくんで下さい。

 

 

季節がよい時期のこの連休中に、

家族総出でワイワイ楽しくやってみるのも一つのイベントとして如何でしょうか?

 

 

ナナフクでは「モノにも第二の人生を」の考えを大事にしております。

 

片付けの際に処分するのが惜しい家具等が出てきた時にはどうぞナナフクを思い出して下さい。

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