お久しぶりです。火事が起きました!深夜1時過ぎ、大きな物音がして、はじめは喧嘩しているのかな?次に、ガシャーンという物音がして、ビンのケースを思いっきり落としたのかな?
3回目の音が尋常ではなかった!何かが爆発するような音。ベランダを開けてみると、隣の家の窓ガラスに炎が写っている。しかも、小さな火ではなく、メラメラと燃え上がる炎が!
火事だ!!階下で火事だ!!
建物ごと揺れる爆発音、黒い煙、メラメラという火の音!
すぐに、119番!
「救急車ですか?消防車ですか?」
「消防車です!火事です!住所は…」
「そちらは何階建てですか?表側ですか?裏側ですか?どこから火が出てますか?」
めちゃ聞いてくる!!
「早く来てください!あっ!今、また爆発しました!急いで来てください!!」
「あなたもすぐに逃げてください」
…そうか、逃げるのか、逃げるのを忘れていた。通報する義務、報告する義務感ばかりで、自分の身の危険が頭になかった。
えっ、そうですよね、逃げるんだ。予期せぬ出来事に自分が逃げるという判断ができなかった!火事だ!どうしよう!の頭しかなかった!
逃げる…もし、帰ってこれないことを一瞬で考え、スマホ、スマホ充電器、財布、ショーツ、靴下、飲んでいる薬、とりあえずこれだけを小さなバッグに入れて逃げる。
人間の意識は不思議だ。火事イコール逃げる、ではなく、火事イコール通報する、行動。3つ下なのに。
冷静に行動できた。火の手を避けた通路をゆっくり降りた。
消防車は10分で到着。10分がめちゃくちゃ長く感じる。どんどん火の手は上がっているのにそれを見ているすべしかないのか。
やっと、サイレンが聞こえた。が、どこに消防車を止めて、どうやって道にホースを落としていくかを考えていて、すぐには水が出てこない。見守るしかない。
因みに、第一通報者は110番に入電。私は第二通報者で119番。110番に電話する方も多いようです。咄嗟の判断、迷いますね。
警察の指令センターと消防の指令センターは専用線で結ばれていて、 110通報された場合、警察が内容を聴取し、119に連絡してくれるそうです。
この建物は以前にも大きな火が出たが延焼せず、他の部屋に延焼しない構造とのことです。
延焼せずに済みましたが、原因は何と!!
誰も住んでいない部屋の温度が上昇し、部屋にあったスプレー缶などが破裂したのだそうです!!
誰も住んでなくて、物が置いてある部屋は注意が必要ですね。