ウー・レイとチャオルースーのラブ史劇！観る前は2人のラブラブなドラマかと思ったら

恋愛よりも戦乱の世ならではの様々な悲劇が描かれていて、その中で生きていく若者たちが運命に翻弄されていく物語でした。

前半は泣いて笑ってドキドキして面白かったけど、中盤は宮廷物みたいに登場人物が多くて迷子になりそうでした。この人誰だっけ？？？って何度も思いました。

たしかに恋愛だけじゃ５６話も話が持たないもんね。

とにかく最初から　しっかりと登場人物を把握しながら観ないと大変です！

そしてウー・レイの将軍姿はやっぱりカッコイイ！

この勇姿を観たらドキドキがとまらないのよねぇ・・・

登場人物

凌不疑（リン・ブーイー）　演　ウー・レイ（呉磊）

程少商（チョン・シャオシャン）演　チャオ・ルースー（趙露思）

楼垚（ロウ・ヤオ）役　　演　ユー・チョンエン（余承恩）

袁慎（ユエン・シェン）　演　リー・ユンルイ（李昀鋭）

簡単なあらすじ

乱世の時代、両親が戦に行くため、生まれてすぐに祖母に引き取られた程少商。

祖母からは可愛がられず、学問も教えてもらえなくて家族の愛を知らないまま育った。

ある日両親が帰還。父は優しく程少商を可愛がるが、母は礼儀も学問もできない娘の様子を見るなり厳しい態度を見せる。

そんな母の態度に程少商は失望し家族の中でも孤立してしまう。

一方の凌不疑もまだ幼かったころ住んでいた孤城が戦で陥落してしまう。

その時、母方の叔父・霍将軍一族全員が殺された中、母と2人だけが生き残り2年の間放浪して都へと戻ってきた過去を持つ。

父親は都ですでに再婚していたため父とは大きな確執が生まれてしまい、一人で霍一族の仇を討とうと戦に明け暮れる毎日を送っていた。

ある日　軍の武器の横流し事件を追っていた凌不疑は偶然に程少商と出会う。

そして初めて程少商を見た凌不疑は、その美しさと笑顔に一目ぼれしてしまう。

凌不疑は事件を解決するため程少商に協力を頼む、事件の捜査が進む中2人の距離も少しずつ近づいていく・・・

ネタバレ感想

凌不疑と程少商が並んだ姿は本当の恋人たちのように美しくて憧れてしまった。

私は、この２人の俳優が大好きなだけに２人の恋が実る姿が観たくて、この一週間ずっとこのドラマにハマってしまいました。

ドラマ前半では孤独に育った２人が出会いいい感じになったけど、程少商はやさしい楼垚を結婚相手に選んでしまい、ヤキモキしてしまった。

でも楼垚のほんわかとした優しい性格もなかなか良くて。可愛い恋人たちの様でお似合いでした。

どうなるかと想ったら楼垚の以前の許嫁の一族が殺されてしまい。家同士の問題でその彼女と結婚させられることになってしまった。

戦国の時代では自分の結婚も自分で決められないことが切なくて可愛そうでした。

そしてもう一人登場したイケメンの袁慎。

学業優秀な彼だけど、程少商の他の女の子とは違う奔放な性格と美しさ、文字が苦手でも大工仕事とかが得意な程少商に興味を持ち惹かれていく。

袁慎もメッチャイケメンでいつも程少商を助けてくれる。

最後まで程少商を愛し続ける袁慎が凄く切なくって、この恋も成就させてあげたかったけど、凌不疑がいるからね。とっても残念！

最後には他の女の子と幸せになって欲しかったな・・・でも最後まで1人を貫いてました。

でもこの袁慎を演じるリー・ユンルイがカッコ良くて演技も良くてドキドキ、新しいイケメンを見つけちゃったという感じです。

ドラマは波乱万丈な主人公の２人は最後まで結婚できるかわからない展開でずっとヤキモキさせられました。

しかも凌不疑は母の一族が全滅してしまった孤城陥落の真相を暴くため命を懸け犯人探しをしていて、実はその犯人の1人が父親だという事に気づくんです。

2人の婚礼の日が近づき、凌不疑は程少商に迷惑をかけないよう１人で部下たちを引き連れ父親を殺してしまうのです。

父親殺しは大罪なんだけど、実は父親ではないって展開が衝撃的！

凌不疑の正体は実は従弟の霍無傷（ツォン・ウーシャン）でした。

2人は双子の様にそっくりな　いとこ同士で、あの孤城陥落の日、子供だった二人は着物を取り換えて遊んでいたのでした。

凌不疑の父親は味方を裏切り霍将軍を殺し都に逃げ帰っていたのです。

孤城は陥落してしまい。凌不疑はいとこと間違えられ殺されてしまいました。

偶然生き残った凌不疑の母と共に都に帰った少年・霍無傷は、あの父親に殺されないように凌不疑の名前を名乗ったのです。

それに本当の父親が殺されるところ見てたから、あの父親が仇だって知ってたって事。

婚約してからの程少商は凌不疑に色々な秘密がある事に気づいて、真実を語らない凌不疑に不信感を持ってしまいます。

それで恋心も途中でどっかにすっ飛んでしまい別れる羽目に。

56話という　とても長い物語は2人の恋をなかなか成就させてくれなくって切なかったですね。

でも途中のキスシーンは素敵でした。

それから孤城陥落の事件が複雑すぎ、軍の武器の横流し事件もかかわっている人物が多すぎて、次々と登場人物が増えてくる。

途中で誰が死んじゃったんだか、田舎（流刑とか結婚とか）に送られちゃったのかわからなくなってくる。

都に住む女公主たちも次々登場して程少商をいじめたり。その父親たちも続々と登場。

オジサンたちの顔は見分けがつかない💦

それに凌不疑が皇帝に実の子供のように可愛がられる存在で、宮中のシーンも多く。次々に王や公主たちも登場。ドラマは恋愛を中心に宮廷生活や昔の皇帝の残党との凄惨な戦いまで描かれてる。

内容が盛沢山すぎ。ちゃんと見てないとホントこの人どの関係者だったかと、頭がグルグルしそうでした。

でも別れて5年の歳月が流れて、再び再会した2人が結ばれていくラストは感動しました。

かたくなな性格の程少商を演じたチャオ・ルースーの演技もとても良かったです。

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