先日、尊敬する友人が両腕を骨折してしまいました

彼女は働き者で仕事をしながら
寝たきりの御主人を介護しています

老人介護施設に申し込んでも
待機人数の多さに殆ど諦め状態

とは言え
とっても明るく楽しくユーモアのある女性で
常に前向き

私の知人の中で
心と身体の忙しさはぶっちぎりの一等賞

大好きな彼女の笑顔も見れず
「一人で全部やっていたのに両手が不自由で
どうしているのだろう」と
早い回復を祈っていました


そんな中
ふとシンクロする話が頭に浮かんだのです


それは
小林正観さんの講演会でお話しされたエピソードで
ある女性(Aさん)が両腕を骨折した時のお話し

私の友人と全く同じ状況
どちらも甲斐甲斐しい毎日

Aさんの骨折した時がタイミング悪く
丁度、御長男のお嫁さんが入院中でした

「普段だったら、家族のためにと病院にお世話に行けるのに、こんな事初めて」

そう正観さんに仰ったそうです


そこで正観さんはAさんに質問しました
「骨折の後、何か初めての出来事がありませんでしたか?」

すると
「あ、そう言えば」とAさん


Aさんは趣味で俳句を詠む方で
投句した同人誌で
巻頭の句に選ばれたとのこと

俳句の世界では
それはそれは特別な事で
周囲からも「凄い凄い!」の賛辞だったそうです


それを聞いた正観さんはすかさず
「それですよ、それ」

身に起きたことについて嘆く事無く生きていれば
(ある意味、受け入れる)

ちゃんと
同じくらいの良い事が起きる
(正負の法則、量子力学の陽電子)


そのエピソードを思い出した翌日
私の肩をポンっと誰かが、、

ふと振り返ると
そこにはギプスをつけた友人が
久々の笑顔を見せてくれました

彼女は「あははは、もう大変だったわよ〜」と
安定の明るさ

「じゃあ、またね〜」と言いかけた彼女
私に顔を近づけ囁きました

「昨日、介護施設から電話があって主人が入居決まったの、もう、びっくり」

お後が宜しいようで🙇‍♀️