年子姉妹の育児日記~夫の不倫で別居中~ -31ページ目

修羅場

朝から育児で大忙し。下の子におっぱいあげて、上の子にごはんあげて。
自分は食べるひまなんてありません。
そこへ夫がものすごく怒って寝室から降りてきました。

夫「俺の携帯がないんだけど。」

私「知らないよ」

夫「いや、お前が盗んだんだ。返せ返せ返せー!」

濡れ衣です。

夫は鼻息荒く2階に昇っていきました。
上の子を義父(義母は仕事)に預けて、下の子を寝かせてから私も2階に行きました。
包丁をつかんで。

夫「ベッドの横に落ちてた。お前なら盗むと思った」

もう絶対刺してやると思いました。
夫は刺すなら刺せとかいいながら、私が包丁を突きつけるとあわてて後ずさりしました。
私たちの剣幕に驚いた義父が、上の子を連れて止めに入りました。
私はプリントアウトしたハメ撮り写真を義父に渡しました。
義父「なんでこんなのがウチにあるんだ?男らしく悪いことは悪いと認めなさい」
夫「じーさんには関係ないだろ、あっちいけよ!そんなもの見るなよ!」

義父は追い出され、夫は部屋にとじこもりました。
子供の昼ごはんの時間になったので私と義父だけ1階に降りました。
子供たちを昼寝させてたら義母が帰ってきたので、これまでの経過を説明しました。
ハメ撮り写真も大公開しました。
義母は泣いてました。「息子が情けない・・・」と。

しかし私が「お義母さんからもひとこと言ってやってください。わたしとでは話になりません。お願いします」と頼むと
「私が言ったって聞かないわ。怖いからイヤ」と拒むのです。

私「お義母さんは息子さんが外泊することに気がつかなかったんですか」
義母「それは知ってた」
私「とめられなかったんですか」
義母「息子には『コンタクトの液を朝かばんに入れたらわかるよ』とだけ言った。
そしたらニヤッと笑って出かけていったけど・・・」

ニヤッと笑って???ハァ???

そして誰も夫のいる部屋にはよりつかないまま夕食の時間になりました。
夕食のとき、義母も義父も夫になにごともなかったかのように接しています。

夜、少し冷静になった夫と話し合いました。
念書をいれてもらうことにしました。
1.お小遣い5万円、カードは使わないこと(今7万円、カードは勝手に使用)
2.帰宅時間は9時厳守。15分遅延につき500円払うこと
3.もう二度と愛人と会わないこと
4.今後浮気した場合、妻の望む条件で離婚すること

なんとかこれで和解しました。夫はとにかく私と相手を会わせないためならなんでもするようです。

義父母に報告すると驚きの事実を話してくれました。

義父方のおじいちゃんは浮気ばかりして遊んでいた。
義父方の叔父さんは妾をつくって囲っていた。
義母方のおじいちゃんも浮気ばかりして家庭内別居だった。
義母方の伯母さんは離婚歴あり。

男連中はみな念書をいれた経験があるそうです。

義母「だからあの子も遺伝なのよ。でもうちの父も病気して死ぬときは『ママ、ママ』って母にべったり甘えて死んでいったから、最後はやっぱり奥さんなのよ」

死ぬ寸前でやっと報われる結婚生活なんてわたしには耐えられないです。

愛人をかばう夫

私「あなたはどうしたいの?離婚したいの?」

夫「俺はしなくていいと思うけど、お前がしたいならしょうがないだろ」

私「相手の女の人に会わせてくれたら、全部許してやり直せると思う。」

夫「いやだ。会わせるくらいなら離婚する」

私「なぜ?そんなにその人が大事なの?」

夫「お前はきっと復讐するだろうから相手がかわいそうだ」

私「ちょっと待ってよ。私のほうがひどいことされてるんですけど。
  しあわせな家庭を破壊されたんだよ?わたしの家庭を返してよ」

夫「俺のほうから誘ったんだ!絶対に奥さんにばれないから大丈夫だ、っていって誘ったんだよ!相手だって職場をクビになったりしたらかわいそうだろ。
  公務員なんだから大変なんだよっ!」

そして首をしめられる私。

夫「メモリー返せよー!泥棒!情報泥棒!」


ほんとにひどくない?


納得できない

「お前が離婚したいならそうしよう」という旦那。
「慰謝料は五十万くらい」という旦那。
「すぐ明日離婚届を出して実家に帰れ」という旦那。

とてもじゃないけど納得できるわけがない。

不倫を認めた夫

職場のデジカメを返すのとひきかえに、夫は不倫を認めました。
12月の中堅者研修で知り合った。(←嘘 同じ職場)
これは汐溜で撮った写真(←嘘 職場で撮った)
むこうも遊びだ。もう会ってない(←嘘 かなり本気で続いてる)

夫は9月22日でお互いに納得して終わったといいます。
写真の日付はぴったり9月22日までです。
夫が里帰り先に私と子供たちを迎えにくる前の日です。
夫の左手が女の乳をもんでるところがうつっていて、薬指には結婚指輪が・・・
外されていました。

「それは最後だから記念に外してアレしたんだよ」


「もう終わってるんだから謝るつもりはないよ」

「石田純一の霊が俺に乗り移った」

「俺はなんにも悪いことをしていない」


デジカメは返したけど、メモリーは抜いときました。

夫の金遣い

午後から銀行へ。
夫のおこづかいは月7万円。
床屋、病院代、洋服代などは含まれない。純粋に遊興費だ。多いと思う。
夫の収入は月30万円。
里帰り中の4ヶ月間、出産費用の40万しか引き出してないし、出産手当金32万も入ってるはずだし、義父母にも実父母にも生活費を払わなかった(夫が払いたくないとゴネた)ので相当たまっているはずだ。
ところが残高7000円

(30万×4ヶ月)+32万-40万=112万円

112万円を夫に全部使われてしまっていた。
もちろんクレジットカードの明細なんて見せてくれたことがない。
全部使途不明金だ。
出産手当金まで女に貢いでしまったのか。
「8月は飛行機代が高いから、子供たちとnanaに会いに行けないよ」なんて言ってたくせに。

家に帰って義母に「口座に7千円しかありませんでした」と報告。
義母「残してただけかわいいじゃないの」

 (゚Д゚)ハァ?

プリントアウト

朝、カバンの中からデジカメが消えてることに気づいたらしい。
デジカメを返す返さないで義父母の前で言い争いになる。
義父母みてみぬふり。
夫は遅刻ギリギリまでねばり、あきらめて出勤。
プリントアウトできないようにパソコンを隠していった。

が、私が花嫁道具として持ち込んだのはメモリーカードから直接プリントアウトできるプリンター。
子供の写真をいっぱい撮ろうと思ったのにな。
夫と不倫相手をいっぱい出力するなんてな。

印画紙がもったいないので何枚か選んでプリント。
・・・ハメ撮り写真は、液晶のそれよりも説得力があった。
夫は不倫してたんだ。
嫉妬はわかなかった。すごーくバカバカしくて呆れてしまった。

ガルエージェンシーに電話した。




問い詰めた

夫を問い詰めた。
夫「浮気なんかしてないよ。絶対にしてない」
夫「なにか見たのかよ?」

画像を見たことは黙っていた。
夫から本当のことを言って欲しかったから。
浮気したけどゴメンナサイ、そう謝ってほしかった。
でもしらばっくれるばかりの夫。
だんだんヒートアップしていく私。

私「離婚したい。明日から実家に帰る」

うそだ。実家に帰れるわけがなかった。
自宅に戻ってまだ1週間しかたっていない。
そもそも離婚なんてしたくなかった。
ひきとめてくれると思った。謝ってくれると思った。

夫「わかった。子供たちには二度と会わない。
  明日からすぐ帰れ。パパは死んだっていってくれ」
私「父親の責任を放棄するの?浮気が悪いと思わないの?」
夫「俺は何も悪くない

朝まで話し合ったけれど、「悪くない」の繰り返し。
謝ってもらって、許してあげて、また元通りだと思ってたのに。

画像発見

職場のデジカメに愛人ととった画像が保存されていた。
60枚くらい。

バイブが刺さったもの、

指で広げてるもの、

夫が目隠しされてニヤニヤしてるところ、

バックからやってるハメ撮り、

愛人の部屋でお茶飲んでるところ、

観光地で誰かに写してもらったらしいツーショット。

頭がまっしろになった。それからカーッとなった。

これから6人暮らし

産後3ヶ月め。里帰りしてから4ヶ月。

夫が迎えに来て東京に戻った。

nanaのことをデブとかブタとか呼び、悲しくなってしまう。

羽田から自宅まで渋滞していたので時間がかかり、

ひとねむりして起きたぼたこがチャイルドシートをいやがってぐずる。

ちょっとどこかで休みたい、と頼んだけど

「休むとこなんかねーよ」と一蹴される。

ぼたこ、バラ子、ともに大泣き。


自宅は義両親がきれいにしてくれてて、プレイルームができていた。
nanaの部屋のマットが勝手にはがされててショックだった。

不倫旅行を優先

夫と義両親がそろってやってきた。
バラ子と義両親は初対面だけど、ぼたこに会うのが目的みたい。

おもちゃやおかしでぼたこの気を引いて、
「じーちゃん」とか「ばあば」とか言わせて大喜び。

大通り公園でしゃぼんだまをしたり
水族館でペンギンを見たり、楽しく遊んだようだ。

ぼたこが2-5時すぎまでお昼寝。

その間に大人の話をする。
nana「9月18~20日の連休中に帰りたいな。
   もう実母とケンカばっかりで疲れちゃった。
早くパパと暮らしたいよー」

夫「その日は絶対にだめ。忙しいから。23日にして」

どうしてもと泣きながら食い下がると夫は

夫「なんで俺のいうことが聞けないんだよ!」とキレた。

義両親になんとかしてもらおうと相談すると

「息子がそういうんならしかたないよ。我慢して23日にしなさい」

この我慢がこの先ずーっと続くキーワードになった

義両親はこのときすでに夫の不倫を知ってたのだ。


夫は連休中、愛人と福島へ旅行に行った
よちよち歩きのぼたこと、生まれたばかりのバラ子と、nanaを放り投げて。