どうしようもない | みるくと檸檬とNANA色の生活

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ヨンファさんをリスペクト、保護️️猫みるくと️檸檬溺愛中

母から急に言われた。

『おばあちゃんが、施設に入りたいって』

私が話を聞いた時には、すでに見学の予定も入れてあり、話は二人で進んでいたようだった。

どうしようもない気持ち、、
どうにも出来ない現実、、

まだ自分は、祖母や母の冷静な状態にはなれなくて、、ただただ、考えると涙が出て来そうになる。

どうしようもない、、

少し前に、祖母の長男を病気で亡くし、すっかり気弱になったのか、食欲も一人の時はないようで、休日に、私と孫で出掛けると、その時は元気に食べていたけど、やっぱりしんどいのかな?

93歳になると、我が子より生きなくてはいけない現実、、どうしようもない、、

祖母にしか分からない辛さ。

話をすると、穏やかな口調で、ただ有り難いって私に話す。

大正生まれで、気性が強く、負けず嫌いの祖母が言った言葉が『私も安心やし、皆が安心やろ?』とこうも何もかも受け入れたような、、

胸が締め付けられる。

ここまでに至るまで色々な経過があった。

同居もしたけど、また一人暮らしを決断し、、

でも、やっぱりしんどいのかな?

祖母や母の決断に、私がまだついて行けなくて、涙が出るばかり、、

一人より安心。

だから施設がある訳で。

新しく出来た所で綺麗で、個室で、面会も外出も自由らしい。

看護師も24時間在住、管理もバッチリ。

食事も作ってくれる、、

自分が納得出来る事を並べるが、、まだ涙が出る。

どうしようもない、、


おばあちゃんは、強い人と思ってた。

20年前に次男を亡くしたが、気丈だった。
今回も、長男を亡くしたが、暫くすれば元気になると思い込んでいた。

だから、自分が何で気が付かなかったのか?と後悔もあり。

誰もが悩む。
誰もが苦しむ。

本人しか分からない苦しみもある。

この経験を、忘れない。

だけど、自分が母と同じの立場になった時は、、、

母は、私はどんな決断をするんだろう。

親子、嫁姑、、また違うだろう。

だけど、いつか、来る。

またこんな思いをする事が、、

どうしようもない、、