結婚して、一緒に住んでいたら

腹が立つことなんて

自慢じゃないけど山ほどある

あー、腹が立つ

ふざけんな

と言いたくなることもありますよね

そんな気持ちも

毎回リセットできていれば、

いくらケンカをしても大丈夫

でも、小さなケンカでも

落としどころを見つけていないと、

チリツモ状態で、

のちのち大きな壁が

立ちはだかってしまいます

私の場合、

ムダにがまんをしたあげく、

離婚に至ってしまいました

でもね、

別れると不思議なんですよ

怒りの原因だったはずの

あんな事やこんな事が

今では感謝に変わってるんだから

たとえば、

結婚している時、

子育てに無関心だった元夫。

子どもと遊ぶことも少なかったし、

別居前の2年ほどは、

会社には行くけれど、

家の中では部屋に引きこもり状態。

だから、顔をあわせると言っても

ほんの一瞬って感じだったんです。

そんな薄情な父親の姿に、

子どもたちが小さい時は悲しくなったし、

実家が遠いので、

預けるところもなく、

息抜きできるような時間もなかったので、

パパがもっと育児に参加してくれたら

と、怒りがこみ上げることもありました。

もともと子育てには、

非協力的だったおかげと言うのでしょうか

子どもたちがある程度大きくなってきても、

親子の会話を楽しむなんてこともなかったので、

別居〜離婚となっても、

子どもたちはまったく寂しがることは

ありませんでした

今となっては

顔が思い出せないと言うほどだし

そんな子どもへの愛情が薄い

元夫だったからこそ、

調停で親権について話し合った時は

一瞬で決まりました

でもね、

あの時は、ショックだったんですよ

まさかここまで、子どもに無関心だなんて

思ってもいなかったので

調停員さんも、

親権を決める段階で

もめる方が多いのだけど、

ここまであっさりした方は

あまりいないですね

と仰ったのを覚えています。

でも、子どもたちもわかっていたようだし、

パパがあんなだったから、

迷う必要なかった

と、サラッと言ってしまうんだから、

元夫の希薄さに

ある意味感謝するしかないです

もっとああしてほしい、

こうしてほしいと

相手に求めていた頃は

私も内心戦闘モードで

怒りの感情が常にありましたが、

あそこまで、

呆れるほど自分勝手に生きていてくれたからこそ、

私たち親子は

何の未練もなく、

何一つ連絡も寄こさないことに

寂しさを覚えるどころか、

波風立てずにいてくれることに

感謝の気持ちが芽生えているという…

ありがたい話です

時が解決してくれたと言うか、

しっかり調停で話し合ったおかげで、

今こうして恨みつらみもなく

笑い話に変わってくれたと思っています

そう思うと、感謝の念を抱かずにはいられません

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