年末年始で「お腹が苦しい」「胃が痛い」という日が、ここ数日あった。
食後のデザートやら、お餅や、いつも食べないものを食べ始めた12月末。


おもしろいほどにアーユルヴェーダの自然の法則が実感できた。
それは「似たものが似たものを引き寄せ、相反するものがバランスをもたらす」

というもの。

 

・似たものが似たものを引き寄せる


一度増えはじめたものは、その加速は早い。
普段眠らせているジャンク欲は、

一度ケーキやふわふわのお菓子に触れた瞬間から
まるで水を得た魚のように、生き生きと芽吹く笑。

年末からしばらくは、その加速する衝動を感じながら
「あぁ、法則はほんとうだなぁ」と再実感していた。



・相反するものがバランスをもたらす

 

似たものがさらに似たものを呼び寄せるが、救いの手がある。
それが「真逆にあるものがバランスさせる」というもの。

たとえば「甘いもの欲」には「苦いものを充ててあげる」

それから「体が重い」ときには「軽い質の食べ物をあててあげる」


ものすごく単純だけれど、実行するのは難しい。
しかし、やると、その効果を実感する。

そして、やはり

「体が苦しくないことは、一瞬の衝動を超える価値がある」と、毎度実感する。

重たいものや甘いもの、多すぎる量を食べることは、
後から「うぅ」と苦しむのを知っている。
その覚悟の上で、食べる。すべて、自分の責任の上に。

 

幸せ→苦しい

幸せ→苦しい

何度も繰り返しているうちに、
「そろそろ学ぼう。」と決断するときが向こうからやって来る。




・痛いも苦しいも、すべて気づきのため


胃の痛みを喰らって、そのあと平穏がもどってくるとき。


「あぁ、やっぱりこっちのが心地がよい。」
 

何度でも、再確認する。毎回、学ぶ。






・ジタバタしない


とはいえ、平穏が戻るまでには時間がかかることが多い。
しかし、それは着実に、ゆるーく気付かぬうちに治癒が進んでいる。
実際には、ほぼ何もしなくとも、体は勝手に癒す力をどうにかこうにか使っている。

それを再び振り出しにするのか、まあまあなケアの意識でいるのとでは、
プロセスの進み方は全く変わるだろう。



ジタバタせずとも、自然にそれは行われている。ので、
サポートすることを、なにか一つ。
 

あとは、待つ。

平穏は戻ってくる。