“自分らしい人生”をつくる、30代からの資産形成コンサルタント 藤井ななです。
今日は久々にちゃんとお金のハナシ。笑
約3年前の2014年に、日銀のクロダ総裁が《インフレ率2%計画》を発表しました。
ワイドショーを見ている時に、エンタメ情報からこういった経済ネタに切り替わった瞬間、他のチャンネルに変えてる方いませんか?笑
経済ニュースって言葉が難しかったり、実際自分にどう関係してくるか?がよく分からないので興味持てないんですよね。
先日も友人に、「お金の話を面白そうとは思えない」とキッパリ言われました。汗
私もインフレ率どーのこーのよりも、今日の運勢の方が気になってました。笑
というわけで、今日はインフレについて解説したいと思います。
【インフレ】
(正確にはインフレーション)
…物の値段が上がり、お金の価値が下がること。
インフレ率=物価上昇率。
講座の時に「わかりますか?」と質問すると、
「名前だけ・・」
「なんとなく・・」
という方がほとんどです。
私の講座はそんな方大歓迎です
重要なのは、
『だから何なの?』
簡単に言うと、
インフレ率2%が進んでいったら、
ディズニーランドのチケットの値段が
10年後は¥8,880、20年後には¥14,800になるよ〜ってこと。(分かりやすく単純計算で)
い、¥14,800・・・
開園当初(1983年)は¥3,900でしたから、その約4倍のお値段です。
現在は¥7,400なので、
20年後は今の2人分の値段
10年後、20年後に同じ¥7,400を握りしめてディズニーランドに行っても、入れないということですね。泣
このままでは本当に《夢の国》になっちゃう…
これがインフレ。
物の値段が上がり、お金の価値が下がるという現象です。
私たちにも、ちょっと関係ありそうですよね?
いやいや、ディズニーランド行かないしという方も、
身近な所では、
今もらっている給料・貯蓄が
10年後には20%、
20年後には40%以上増えていないと、
《金額》は変わらなくても《価値》が下がり、実質減っているということになります。
今の給料が20万円なら
10年後24万円、
20年後28万円に上がればトントン
(毎年4000円ずつ給料が上がればOK)
今100万円の貯金の価値は、
10年後は80万円、
20年後には60万円になるということ。
何もしてないのに、
毎年勝手に貯金が2万円ずつ減ってく感覚。
価値は下がっていきます。
実際には、この目標を掲げてからインフレ率2%は達成出来ていないので10年後20%増になるかは分かりませんが、国はどうしてもインフレにしたいので(その理由は追い追い…)、甘く見積もっても半分の1%は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
なので、何もやらないよりはマシですが、《元本保証》をアピールしてるものや、今売れに売れてる某保険会社の《満期時103%になって返ってくる》という積立商品がありますが…あまり意味がありません。
消費税もこれから上がっていきますしね。
昔は銀行に預けておけば、勝手にお金が増えた時代もありましたが、残念ながら今はそういう時代ではありません。(これもまた記事にしますね)
知識や正確な情報を自ら取って、自分の事は自分で何とかする、という気持ちが大切です。