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先週、ドコモの弟25回定時株主総会に出席しました。


加藤社長が最後となることと、今回の成績がよかったので、出席しました。


株主からの質問で、


Q1。自己株買いが株主還元になることがよくわからいとか?


Q2。配当利回りが良いのは、いいのだけれども、配当性向が悪化している。配当性向も良くして、株主に還元してくれないか?


という質問がだされていました。


確かに、この辺のところはわかりにくいですよね。


自分なりに理解しているところを以下記載します。


投資家から見て、投資に値する企業ってどんな企業だろう?

と考えたとき、少ない投資で、沢山の利益を生み出している

会社ということが考えられますよね。

これって、梃子のようにレバレッジがきいているともよくいいます。


そのときに、よく出される指標が、ROEです。


ROEとは、自己資本利益率といって、P/Sの当期純利益(R)をB/Sの純資産(E)で除した値です。


ROE=R/E・・・①


この式、分母のEが小さくて、分子のRが大きいと、ROEは大きくなりますね。


ROEは、配当利回り、配当性向、PBRからも導出できて、


ROE=PBR×配当利回り/配当性向・・・②


PBRは、株式時価総額をEで除した値です。通常1倍以上です。


②式を見ると、ROEは、配当利回が大きくなり、配当性向が小さくなると大きくなることが分かります。

配当利回りとは、株価に対して、1株あたりの配当金を株主に還元するか?という指標、

配当性向は、当期純利益から何%配当金に廻すかという指標です。


配当利回りは、株主からみたら、いくら配当してもらえるの?ということから大きいほうが、いいのに決まっています。なので、その原資になる配当性向も大きいほうがいいとおもいます。



冒頭の株主の質問Q2は、この点を質問した内容です。


ROEの観点からいうと、

配当性向は、②式の分母にありますから、配当性向を大きくすると、ROEは大きくならない。つまり、企業としては、効率的に資金を運用していないということになります。


企業は、利益を生み出すために投資をしますが、その原資が内部留保、つまり、当期純利益から配当金を控除した残余の内部金融で投資をして事業運営を効率的に回転させなければならないということがいえます。


冒頭の株主の質問Q1は、②式でに隠されている株式総数に関するものです。株式総数を削減すると、

配当性向を大きくしなくても、配当利回りを大きくすることができる方策なんです。

つまり、配当金は、株式総数で山分けすることになるので、山分けする株式が少ないほうが、株式当たりの配当金がおおきくなるからです。

すなわち、自己株主買いは、株主利益に繋がるということがいえます。


ドコモは、今年の事業運営は、1株80円配当で、昨年に比べて、右方上がりで、配当性向は、右方下がりとなっています。以上を踏まえると、企業オペレーションについて、よく考えられた会社ではないかと、思います。