今回は先日テンセグリティーを自作してみたのでその時のことを…。

ストローと輪ゴムで作成しても、当たり前ですが立派なテンセグリティー構造となります。上から潰しても元に戻ります。

そんなテンセグリティーも一部が折れると色んなところに影響が出ます。

見にくいかもしれませんが、一部のゴムはピンと張り

一部のゴムは緩みます。

これは人に聞いたり本で読んだりするより、実際に作ってみた方がかなり実感できます。特に輪ゴムなんで張った時の切れそう具合がドキドキします（笑）

これを人に当てはめて考えたらどうなるかとふと思いました。

筋が硬いから緩める、伸びないから伸ばす。もちろん筋膜も一緒で硬いから緩める、伸びないから伸ばす…このピンと張ったゴムを緩めたり伸ばしたりしたらどうなるでしょう。

筋力が低下してるから鍛える。もし緩みが筋力低下の原因だった場合、この緩んだゴムを鍛えて張りが戻るんでしょうか。緩んだ筋を鍛えて筋力増強できるんでしょうか。

こんな単純な考え方でいいのか…。

あの折れた部分をどう捉えるか…。

人は皮膚があるから中の状態は見た目では分からない…。

もちろん、テンセグリティーがそのまま人に当てはめられるかと言う疑問もあるんで、この通りにはなってないと思いますが、こんな状態で動くとしたらどうなるでしょう？

なんかもっと色んなことを考えながら臨床した方がいいんじゃないかと思いました。

ホントに実際作ると色々思うことが出てきますんで、皆様も一度作ってみてはどうでしょうか☆