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皆様、ごきげんよう。クリスマスイブですね。毎年この日には、実家に帰って母のローストビーフに舌鼓を打ち、夜は教会に向かうのですが…今年は全て我慢ですね。唯一の楽しみのデパ地下でのお買い物も、最近は電話で取り寄せておりますよ。コロナの前に運動不足で体調を崩しそう💦

 

さて、そんなステイホームのホリデーなので、一気に視聴が進むと期待していたのがこちら、『彼らが生きる世界』です。しかし、第6話まで進んだのですが、いまだにちっとも感情移入できず・・・。これから一気に面白くなるのでしょうか。今まで絶対にしなかった、ストーリーを先に読むという禁忌までおかしてしまったのですが、完走できるのか心配なレベル。一方、夫は面白い、面白いと言っております。そこで、私が何故いまいち楽しめていないのかを自分なりに分析してみました。

 

 

1.クヨジャ本人も演じるキャラも苦手

やっぱりまずは、ヘギョファクターですね。これが理由の5割くらいだと思うのですよ。この女優さんがハ・ジウォンさんなら、ソン・イェジンさんなら、と一生懸命想像すると、まだましなので。

さらに、名前さえ覚えられないんだけど、この人が演じているキャラにも共感できません。ボラちゃんの方が全然わかる。ボラちゃんは、誰に対してもクレイジーなわがままだったけど、このジュニョンだっけ、この人、すぐに怒るしプロ意識もないし、かならず男に媚びることを忘れていないんですよね~。局長にメールを送る時にハートマークつけるとかね。結局失礼な態度をとっても最後には男社会では許される、という成功体験でこういうわがままな性格になっているのでしょう。ソウル大学も何学部か知らないけど、男子学生の方が多いでしょう。テレビ局も9割男性ですから、この時代。ですので、キャラが苦手×それを演じる女優が超苦手、ということで、心が穏やかに保てません!ワオ、文章にしてみたらびっくりするくらいの嫉妬全開!

 

2.ヒョンビンさんの演技がリアル過ぎる

論点3とも関連するのですが、このドラマは監督が、「韓国ドラマの王道を全て外す」ということを意図的に狙っている、ある意味実験的な作品なのですね。ですから、ヒョンビンさんの演技もこれまでになく、「普通」です。素のヒョンビンさんとは違うのだろうけれど、もしかして素のヒョンビンさんってこんな感じ?と勘違いさせるような。「普通」キャラを演じるのってすごく難しいと思いますけどね。ヒョンビンさんって、作品によって本当にお顔が別人になるじゃないですか。多分、顔の筋肉を36パーツくらいに分けていて、「ドンスの時は13と26を固定」「テウンの時は15と30を固定」とか物凄く緻密に考えて演技しているんですよ!それがジオの時は、結構全体的に敢えてどこにも力を入れない表情を「作って」いるような気がいたします。

とにかくですね、それが演技プランということはよく分かるのですが、「普通」、「素」に見える演技でクヨジャとイチャイチャしているのが耐えられない~!(やっぱりそこだった。)これが、テウンとかジョンヒョクとかジュウォンとか、絶対あり得ないキャラなら、まだ「お芝居だな」と思えたのですが・・・。結局論点1.と同じだった(笑)。

 

3.ドラマの設定がリアル過ぎる

夫と議論して結論に達したのが、結局わたくしが韓国ドラマに求めているのは、「あり得ないお伽噺」だったということ。財閥息子との格差恋愛、南北軍事境界線が阻む禁断の恋、不治の病の彼女を看病する天才数学者、二重人格・・・。クサセでも病気ファクターは出てくるようですが、それもかなりリアルでしょう。

第4話目くらいで、「韓国ドラマの王道に挑戦する」みたいな話が出てきて、ようやく、監督が敢えてそれを実験しているのがよくわかったんですけどね。だからヒョンビンさんはこのドラマに出ようと思ったんでしょうね。財閥息子とかではなく、どこにでもいそうな(こんなハンサムいないけど)、サラリーマンの役を「普通」に演じるというのが、彼にとっては大きな挑戦ですから。

その意図をわかったうえで観ても、「韓国ドラマってこういうんじゃない!」「何故不倫する!」「何故すぐにベッドインする!」とフラストレーションが・・・。やっぱり、結婚の約束までしてラブラブなのに、「こうやって手を握ってみたかったんだ」と手だけ握って見つめ合う、みたいなのが欲しい~~!!それに20時間かけて洞穴を匍匐前進くらいしてくれないと・・・。

 

4.自分の過去をえぐられる

なんでこんなにイマイチなのかしら、と一生懸命考えていて思いつきました。わたくし、むかーしテレビ局のディレクター志望だったことを(ドラマ部じゃないですよ)!そして某局のみ受けて、局長との個人面談まで行きましたが、「君、いつもそんなに攻撃的な話し方するの?」という名言を残して落とされたことを・・・(なもんボラ時代)。なので、リアルなテレビ局の裏側ドラマはわたくしにとってはコンプレックスをえぐられるんですね。夢をかなえていたらあんな感じでキラキラリア充だったのかしら・・・と😢😢!

さらに記憶の彼方でしたけど、その某局のディレクターとお付き合いをしていたことがあったんですよね~。ジオソンべとまではいきませんが、かなり素敵な方でしたが、本当にドラマ内のように多忙すぎて、哀しい思い出しかない!1ヶ月間消息不明で、オンエア数時間くらい前に息も絶え絶えで電話かかってきて「ようやく編集終わった…。オンエア9時からだから観てね…。僕は寝る・・・」。何日間も徹夜してたからその後生還するまで時間がかかる。その後一週間休めるから旅行行こうとか言われても、こっちが無理。やはりこの業界の方と普通の仕事をしている人がお付き合いするのはかなり難しいと思います!

 

3.の論点に通じるんですけれど、自分はドラマは現実逃避するために見ているのかしらね・・・。なんかそれに気づくのも哀しいわ・・・。わたくしの人生そんなにつまらなかったかしら。。。

 

ということで、まさかの自分の人生を見つめ直させられて、なかなか苦戦中であります。キスシーン選挙はいくつかピックアップして頑張ってやりますが。きっと総選挙は新年ですね。

 

せっかくのクリスマスイブなのに、やさぐれなもんではいかん!

気を取り直して、美味しいシュトーレンをご紹介します!実家では20年近く、毎年シュトーレンはこちらの「アウスリーベ」からおとよりせ。個人の好みではシュトーレンは日本ではまず他にない断トツの美味しさです!ドイツで修業されたマイスターの資格を持つ職人さんがおひとりでやっておられる小さなお店なので、早めに注文しないと売り切れのこともあります。シュトーレン以外にも、全てが美味しく、あまりないタイプのお菓子なので、舌の肥えた方へのご進物にも最適!我が家はお歳暮は全てこちらですよ。隠れ家的な通販のみのお店なので、宣伝したら怒られそうですが。。。よろしければ来年はどうぞお試しくださいね。

  

こちらは自宅用。今日からちょっとずつ頂こう。
 

 

メリークリスマス!