現代の日本において、貧困が問題になっているなんて事は、おそらく殆どの人が想像出来ないのではないでしょうか。
そもそも、「貧困」の定義とはなにか。
貧困は「人間らしい生活が出来ない」状態をいう。
貧困には2通りあり、
絶対貧困:人間として生きていくのが困難な状態
相対的貧困:その社会のメンバーとして生きていくのが困難な状態
飢えに苦しむアフリカやアジアなど、「生きるか死ぬか」というレベルでの貧しさは「絶対貧困」という。
日本では「相対的貧困」が問題になっている。要はその人が所属している社会の中で、周りと比べて「人間らしい生活」が出来ているかどうかということだ。
日本は先進国の国際機関であるOECD(経済協力開発機構)30カ国中、相対的貧困率はメキシコ、トルコ、アメリカについで4位という状況である。
実に日本人の6~7人に1人の割合で「相対的貧困」の状態にあるという。
北欧では貧困をなくすための政策を国全体で取り組んできている。
日本はというと、貧困をなくすための政策に取り組んで来なかった。
「捕捉率」という、生活保護の対象となる人の内、実際にどれぐらいの割合の人が受けられているかというものも、日本では10%程度、北欧では85%程度である。
この数字も日本では政府が出したものではなく、国として把握していないという現状である。
「貧困」と「格差」についても同義語として、使われていることがある、「格差」については、お金待ちが努力して稼いだ結果、差がどんどん広がり、格差が生まれることは防ぎようがないが、格差が広がった結果、貧困が増えていくということは話が違う。
日本では、一部の人が多数の労働者から搾取するようなシステムや状況が横行している!その結果貧困を広げることに繋がっているのではないか。
借金についても、借金する人が悪いというような事を考える人も多いが、社会的背景がしっかりしていない人ほど高金利でしかローンを組めない。その結果多重債務を抱える状況で金利を返すことも精一杯の状況を生んでいる。その規制についてもしっかり国として取り組めていないことも、貧困を生む事に繋がっているのではないか。
普通に働いて、結婚して、子供を生んでということが難しくなっているのが日本の現状である。
ホームレスもおそらく殆どの人は好きでなっているわけでもないし、働きたくても働けないという状況も実際に起きていると思う。当事者の話を聞くことが一番理解することの近道なのだと思う。リアルに感じることが1番の大切だ。
自分は関係ないと思う人が、多いと感じるが、実際には6~7人に1人が「貧困」にあるという現実に、もっとアンテナを張って考える問題だと思った。
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