『子育てしながら建築を仕事にする』

(成瀬友梨 編著  学芸出版社)

という本を読みました。

建築業界で活躍する16名の方々が、

自身の育児と仕事について書いた本。

日々の具体的な仕事、育児のタイムスケジュール、

パートナーとの家事分担、

仕事に対する思い、育児に対する思い

等が書かれています。

 

朝早く起きて、朝の準備~保育所、仕事

~お迎え~夕食、寝かしつけ

の 息つく暇もない、ノンストップのスケジュール、

突然の発熱などは

パパとママが半日ずつ休みをとる、

など読んでいると、

私も、世間のワーママも多かれ少なかれ同じような日々を

送っていると思いますが、

改めて文章で読むと現実を思い出し、

はあ~~っとため息が出てしまいました。

 

仕事も育児も充実させるためには、

これぐらいハードワークしないといけないのでしょうが、

もっと、のんびりする育児があってもいいなと思います。

 

私は、結婚して子供が生まれる前までは、

仕事や資格試験の勉強を、毎日夜中までしていました。

仕事で自分をレベルアップしたい!と

与えられた仕事を必死でしていました。

 

子供ができてからは、

家庭の都合で時短勤務になったり、

子供の病気で仕事を休むことに対して、

会社に悪いなと初めは罪悪感を覚えていましたが、

だんだん、仕事には代わりはいるけど、

ママの代わりはいない、

仕事は無くしてもまた探せるけど、

家庭は壊れたら戻せない!と

家庭優先で割り切るようになりました。

 

今では、頭の中の半分以上は、

仕事ではなく、子供達のことになっています。

 

今となれば、それでいいのだと思います。

育児から学ぶことは、本当に多いし、

仕事は、子供が手が離れてから、

また本格的にすればいいのです。

(会社の理解は必要ですが)

育児から学んだことも仕事に生かせます。

 

今は、子供とおバカなことで笑ったり、遊んだりする時間が

一番大事だと思っています。

 

イライラしたり、焦ったり、

なかなか思うようにはいきませんが