滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
米国臨床腫瘍学会は2022年、癌治療中の患者に対し『治療に伴う副作用軽減の為、筋力トレーニングや有酸素運動を推奨する』”いうガイドラインを発表しました。
実際、2014年にアメリカで行われた研究では、週1回以上筋トレをしているが癌患者は、何もしていない患者と比べて、癌による死亡リスクが33％も低いという結果も発表されています。
癌の予防のみでは無く、すでに発症した癌の進行を抑える作用も同じくアメリカで約144万人を対象に行われた大規模調査でも、活発に運動する人はそうでない人に比べて、がん発症リスクが7％低下しました。
個別の癌においても、食道癌42％、肝臓癌27％、肺癌26％、子宮体癌21％と13種類の発症率が下がることが明らかになっています。
筋力トレーニングが癌の発症率や死亡率を下げる理由として
①サルコペニアの防止
癌の治療中は体を動かす機会が減り、抗がん剤の副作用で食欲が低下することから筋肉量が減りやすくなります。
筋力をつけることは治療の一助となり、手術後の合併症を減らし、死亡リスクを下げる効果があります。
②高血糖対策
筋トレは高血糖を予防するのに役立ちます。
糖尿病の人は癌の発症率が高く、高血糖は癌の進行を早めることが知られています。
筋肉はエネルギー代謝が活発なので、筋トレをするほど糖質が代謝され、血糖値が上がりづらい体質に近づけます。
③免疫力の向上
筋肉を動かすと、体内で発生した癌細胞を攻撃する免疫力を高めることができます。
また筋力トレーニングの直後はNK細胞（癌細胞を攻撃する細胞）が増加することもわかっています。
④マイオカインの分泌
筋力トレーニングは「マイオカイン」という生理活性物質の分泌を促します。
これには癌を抑えるホルモンも含まれており、癌の発症リスクを下げたり、進行を抑える働きがあります。
筋力トレーニングは美容のみでは無く、健康の為にも絶大な効果を発揮するのだと言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田４F 女性専用フィットネスLBC
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